「日本の未来を語る」トップランナー対談 (株)OMOYA代表取締役社長猪熊真理子
Japan In-depth編集部(Harumi)
猪熊氏は現在、女性活躍推進/女性支援をメインで行っている株式会社OMOYAの経営と女子未来大学のファウンダーとして活躍している。女性からだ会議を主宰している難波美智代氏とは、社会人女性にむけた学びの場・女子未来大学で出会ったという。
女子未来大学には、主に20代30代の女性が主に参加し、その参加人数は一年間に600名を超える。女性自身の生き方やキャリア、人生において女性にとっての幸せを見つけてもらうために色々な講師を招いてイベントやワークショップを行っているという。
自民党参院選公認候補「オープンエントリープロジェクト」2016のファイナリスト、難波美智代氏が猪熊氏に3つの質問をした。
Q1:最近の20代30代の女性達とは?
「最近の女性のライフスタイルは非常に多様化していて、女性達も自分にとっての幸せは何なのか悩む事がとても多いと感じている。色々なロールモデルや孤立させずにコミュニティを持ったり、多世代・多様な価値観が出会い創発を起こす、という考えを女子未来大学での中でも大切にしている。違う世代や異職業の女性たちが出会い交流することによって、様々な生き方や働き方、暮らし方があるのだと知る。それにより自分自身の生き方について見つけられるといいなというのが願い。」
Q2:若い女性達に期待することは?
「今迄の女性の価値観は受け身。謙虚でいることは大事だけど、誰かが何とかしてくれる、自分では責任をとりたくないという人が多いが、女性の生き方が多様化していくことは、一人一人がパイオニアにならなければならない。一人一人が色々な女性のロールモデルであり得るという時代にきている。自ら切り開いて開拓していく気持ちが大事。そのひとつが選挙だと思う。一人一人が社会とか日本の為に何か行動を起こすことが大事だと思う。」
Q3:難波美智代に期待する事とは?
「男性化、オス化しないと社会の中で女性は活躍できないと思いこんでしまっている女性が多い。しなやかで優しい、包容力と母性もあり、リーダーシップで皆を先導していく力を持ち合わせている人が、今後必要とされてくる女性のリーダー。」
猪熊氏はこのように述べ、女性ならではの能力を活かしてリーダーシップを発揮することが女性リーダーの条件だとの認識を示した。