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.社会  投稿日:2014/3/1

[安倍宏行]<OLタレントという新しい働き方>『神獄のヴァルハラゲート』のグラニ社が採用したOLタレント・坪井安奈って誰だ?


Japan In-Depth編集長

安倍宏行(ジャーナリスト)

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OLなのにタレント活動もOK。そんな会社があると聞いて、そんな馬鹿な、と思ったら本当にあった。

株式会社グラニ。知名度はまだまだだが、大ヒットゲーム「神獄のヴァルハラゲート」をリリースしている会社といえばわかるだろうか。住所を調べると、新興企業のご多聞に漏れず、六本木ヒルズ森タワーに本社が。昨年末に大手出版会社を退社し、1月からグラニでOLタレントとして活動している坪井安奈氏。OLタレントとは、そもそもどういう職業なのか?OLをやりながらタレント業もやるのか?半信半疑のまま、株式会社グラ二取締役相川雄太氏に聞いた。

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(左:OLタレント・坪井安奈氏  右:株式会社グラ二取締役・相川雄太氏)

「もともと坪井とは面識があり、私たちの会社のブランディングを手伝える人を捜してくれないか、と相談していました。そうしたら、本人から自分自身が転職を考えていると伝えられたんです。彼女の(編集者としての)スキルセットが(我社のニーズと)合致したので採用することに躊躇はなかったですね。タレントとして採用したわけではありません。」

グラニで坪井さんは、広報部に所属、会社のブランディングを担当する。

まずはこの春発行するコーポレートマガジンの編集に追われている。一方で、坪井さんはタレントを目指している。それを会社は何故認めたのか?

「当然リスクがあることは認識しています。しかし、総合的に考えてメリットが上回ると判断しました。タレントとして成功を収めてくれたら会社としても嬉しいですね。思う存分やってもらいたい。応援しています。社内の雰囲気も良くなると思いますし、今後展開予定の会社ブランディング施策にも良い影響をもたらしてくれると信じています。」(相川取締役)

gazou570と、タレントとして坪井さんが成功すれば、社の認知度向上につながる、とあくまで全面的バックアップ体制なのだ。 なんとも鷹揚かつ進歩的な会社ではある。とはいえ、広報としての仕事とタレント業、虻蜂取らずになったりしないのか?と他人事ながら心配になるが、坪井さん自身はあくまで前向きだ。

「ブランディングを図る、という目標は、会社も自分も共通しています。自分を見失わないようにやっていきたい。」と決意を語った。今はまだフリーの立場でオーディションなどを受けている最中とのこと。

最近、某タブロイド紙に取り上げられ、記事がネット・ニュースでも配信されたことで知名度が向上した。

1企業のOLとして働きながらタレントを目指す、という“前人未到の地”に挑む坪井さん。果たして、会社と本人、Win-Winの関係を築き上げることができるのか。新しい働き方がまた一つ生まれようとしている。

 

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