[プロフィール]清谷信一
軍事ジャーナリスト、作家
日本ペンクラブ会員
日本コスト評価学会会員
1962年生。東海大学工学部卒。
軍事関係の専門誌を中心に、総合誌や経済誌、新聞、テレビなどにも寄稿、出演、コメントを行う。
08年まで英防衛専門誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー(Jane’s Defence Weekly) 日本特派員。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関「Kanwa Information Center 」上級顧問。
軍事を主たるフィールドとし、海外取材活動(欧州、中東、南アフリカなど)を活かした国際的な見地に立った著作活動を行う。内外の具体例に基づいた防衛省・自衛隊批評や提言は元防衛庁長官、石破茂氏にも影響を与え、石破氏が長官時代の防衛庁改革ではその指摘の是正が少なからず実現した(三自衛隊の統合運用や特殊部隊、狙撃部隊の創設、陸自の旅団導入、空自の基地警備、海自の地方隊の縮小など)。
自ら起業して、貿易や小売業を手がけており、起業家の視点からの執筆も多い。またサブカルチャーにも造詣が深い。90年代初頭からアニメやマンガなど日本のサブカルチャーの世界進出をいち早く予見、これを国益の観点から論じた。著書「ル・オタク フランスおたく物語」はこの分野の基礎文献となっている。
専門誌はもちろん、右は「正論」から左は「週刊金曜日」まで幅広い媒体にイデオロギーにとらわれず寄稿。また、日経ビジネスオンラインや朝日新聞のWEBRONZA+などのネット媒体にも寄稿。
〔著作〕
- 国防の死角(PHP)
- 専守防衛 日本を支配する幻想(祥伝社新書)
- 防衛破綻 「ガラパゴス化」する自衛隊装備(中公新書ラクレ)
- ル・オタク フランスおたく物語(講談社文庫)
- 自衛隊、そして日本の非常識(河出書房新社)
- 弱者のための喧嘩術(幻冬舎、アウトロー文庫)
- こんな自衛隊に誰がした!―戦えない「軍隊」を徹底解剖(廣済堂)
- 不思議の国の自衛隊―誰がための自衛隊なのか!?(KKベストセラーズ)
- Le OTAKU―フランスおたく(KKベストセラーズ)
など、多数。
〔共著〕
- 軍事を知らずして平和を語るな・石破 茂(KKベストセラーズ)
- すぐわかる国防学 ・林 信吾(角川書店)
- アメリカの落日―「戦争と正義」の正体・日下 公人(廣済堂)
- ポスト団塊世代の日本再建計画・林 信吾(中央公論)
- 世界の戦闘機・攻撃機カタログ・日本兵器研究会(三修社)
- 現代戦車のテクノロジー ・日本兵器研究会 (三修社)
- 間違いだらけの自衛隊兵器カタログ・日本兵器研究会(三修社)
- 達人のロンドン案内 ・林 信吾、宮原 克美、友成 純一(徳間書店)
- 真・大東亜戦争(全17巻)・林信吾(KKベストセラーズ)
- 熱砂の旭日旗―パレスチナ挺身作戦(全2巻)・林信吾(経済界)
その他多数。
〔監訳〕
- ボーイングvsエアバス―旅客機メーカーの栄光と挫折・マシュー・リーン(三修社)
- SASセキュリティ・ハンドブック・アンドルー ケイン、ネイル ハンソン(原書房)
- 太平洋大戦争―開戦16年前に書かれた驚異の架空戦記・H.C. バイウォーター(コスミックインターナショナル)
〔ゲーム・シナリオ〕
- 現代大戦略2001~海外派兵への道~(システムソフト・アルファー)
- 現代大戦略 2002 ~有事法発動の時~(システムソフト・アルファー)
- 現代大戦略2003 テロ国家を制圧せよ(システムソフト・アルファー)
- 現代大戦略 2004 ~日中国境紛争勃発!~(システムソフト・アルファー)
- 現代大戦略 2005 ~護国の盾・イージス艦隊~(システムソフト・アルファー)