「日本の未来を語る」トップランナー対談 株式会社マグナ代 表取締役 鈴木麻美子氏
Japan In-depth 編集部(Noriko)
今回は株式会社マグナ代表取締役の鈴木麻美子氏がゲスト。鈴木氏の会社はアナウンサー、司会者、ナレーター、コンパニオン、モデルなどの女性の人材派遣会社。最近では新人研修、マナー研修、プレゼンテーションやコミュニケーション研修等、講師の派遣を行っている。
様々な場面でのコミュニケーションの大切さが謳われている社会。鈴木氏は「コミュニケーションを軸に、もっと円滑に社会をすすめてゆく為の研修に力を入れている」と話す。それ以外にも2020年のオリンピック、パラリンピックに向けて、障がい者に接した事のない健常者のためのコミュニケーション研修も開発中だという。
障がい者ミュージシャンのコンサートのお手伝いをしている鈴木氏。障がい者と接したことが無い人が多いことを知った。パラリンピックの時世界から訪れる障がい者とコミュニケーションとる時どう接していいのか、基礎の基礎を学ぶ研修をスタートさせたという。
難波氏は、障がい者、がん経験者らに配慮は必要だが、特別に気を使いすぎることはない。一定のルールを知っていれば快適な社会生活が送ることが出来る、と難波氏は述べた。
また、難波氏は女性が社会で働く上での課題を鈴木さんに尋ねた。鈴木さんは、自分の会社のメンバーがサラリーマンではなくフリーで生きている人たちが多い事をふまえ「もしかして、時間や場所に縛られないフリーランスや起業した女性の生き方というのは、女性が様々なライフイベントをこなしてゆく人生の中ですごくフィットした生き方なのではないか」と話した。こうした選択をした女性の背中を押して応援したい、と述べた。
今後の働く女性の課題として鈴木氏は、「働く私たちが自由を選択すれば同程度の責任も取ってバランスしていかねばならない。好きなことだけ追いかけてもお金にならなくてはどうしようもない、ということも含め考えていかねばならない。」と述べた。
最後に、今後の政治への期待や難波氏への応援として鈴木氏は「ビジネスの世界を知っている人が政治をやって欲しい、もう一つは女性の議員が増えて欲しい、この思いは常にある」と期待感を示した。