自衛隊に駆けつけ警護できる戦闘能力はない その4防御力編 後編
清谷信一(軍事ジャーナリスト)
陸上自衛隊は情報、火力、防御力すべての面でとても先進国の軍隊とはいえないお寒いレベルである。率直に申し上げてトルコは勿論、中国以下である。このため駆けつけで激烈な戦闘を行った場合、他国の何倍も戦死者や四肢を失う隊員が発生するだろう。
今回の南スーダンに派遣されている車輌は殆どが非装甲の車輌であり、駆けつけ警護の交戦において射撃されれば当然ながら弾は貫通する。自衛隊の装甲車の防御力が低いのは問題だ。この種の任務に主として使用されるのは4輪の小型装甲車である軽装甲機動車と8輪の96式装甲車であるが、現在南スーダンに派遣されているのは軽装甲機動車のみだ。両車輌とも機動力が弱い。それは陸幕が路上での運用しか想定していなかっためであり、路外では走行は極めて困難である。中東やアフリカの乾燥地でも機動性が危惧される。
そして耐地雷性能が殆ど考慮されていない。特に96式は車体下部構造が凹型なので、むしろ地雷の威力を強めてしまう。しかも近年の装甲車では常識の触雷の衝撃を緩和するフローティングシートや四点式シートベルト、衝撃吸収用の床材なども使用されていない。このため対戦車地雷を踏むとほぼ確実に大損害を出す。乗員は生き残っても、脊椎の破裂骨折、頸椎損傷による麻痺等、その後の人生に大きな影響を及ぼす後遺症を抱える可能性が高い。当然ながら最近問題となっているIED(Improvised Explosive Device:即席爆発装置)に対する防御も殆ど考慮されていない。
紛争地では地雷を1発だけ埋めるとは限らない。紛争地域でポピュラーなのはソ連規格のTM57対戦車地雷だがこれを2つ、3つ重ねたり、地雷の下に榴弾や迫撃砲弾を収束して埋めることも多々ある。また自己鍛造型地雷も多く使用されているが、これを防ぐためには車体下部の装甲にするなどの対処が必要だが、自衛隊の装甲車には当然そのような備えはない。
筆者は実際に南アフリカ軍の陸軍戦闘学校で、紛争地で多用されているソ連製のTM57地雷を3個耐地雷装甲車キャスパーの車輪下で爆破させるデモンストレーションを見たことがあるが、車体は10メートルほど宙を舞った。如何に耐地雷装甲車でも乗員は無傷では済まない。これが耐地雷構造を有しない自衛隊の装甲車であればどうなるだろうか。
陸自では近年邦人救出用にオーストラリア製の耐地雷装甲車、ブッシュマスターを導入したが、南スーダンにはこの種の車輌を出すべきだ。陸幕はこの車輌に乗っていれば触雷しても無事だと思いこんでいる。このためAPC型(Armoured Personnel Carrier:装甲兵員輸送車)だけ導入している。だが本来触雷した車輌を回収する回収車、装甲救急車が必要だ。ところがこれらを導入する予定はないらしい。(当初4輌のAPCを導入し、更に追加でAPCを4輌要求している)。
陸自の装甲車は装甲も薄い。防衛省は公開していないが、軽装甲機動車の装甲は5.56ミリNATO弾や7.62ミリカラシニコフ弾に耐えられる程度だ。同じ7.62ミリ弾といっても世界で最も普及しているのは7.62×39ミリ(カラシニコフ)弾、7.62×54ミリ(ロシアン)弾、7.62×51ミリ(NATO)弾がある。7.62ミリは口径、つまり弾丸の直径でありその後数字は薬莢の長さだ。軽装甲機動車はカラシニコフ弾には耐えられるが、7.62×54ミリ(ロシアン)弾や7.62×51ミリ(NATO)弾は貫通する。つまりNATOの定める防弾規格のレベル1以下ということだ。
7.62×39ミリ(カラシニコフ)弾は主として、AK-47系列のライフルや分隊支援火器などに使用され、7.62×54ミリ(ロシアン)弾は機関銃や、狙撃銃ドラグノフなどに使用されており、紛争地域では多用されている弾薬である。しかも、最近の被弾した死体を解剖した調査では、300m以上の射撃距離ではほとんど命中を期待できない7.62×39ミリではなく、7.62×54ミリの命中による死亡例が多いことが判明している。つまり、射殺された将兵はAK-47でおびき出され、狙撃銃ドラグノフで仕留められているとも考えられる。
つまり軽装甲機動車は、カラシニコフ系のライフルで射撃されれば防げるが、ドラグノフ狙撃銃や機関銃や狙撃銃で撃たれれば蜂の巣になる。これは通常弾を使っての話だが、より貫通力が高い徹甲弾ならば尚更である。陸幕は紛争地にはカラシニコフ弾しか存在しないと思っているらしいが、それは願望にしか過ぎない。
そもそも軽装甲車は開発にあたり、防御力よりも安価であることが要求された。このため装甲板ではなく、高張力鋼が用いられている。また装甲車は被弾時に車内の装甲板の剥離によるスプリンターの跳躍が起こるが、これを防ぐために複合材によるスポールラーナーと呼ばれる内張りを用いることが多い。軽装甲機動車も計画時にはこれを採用する案があったが、コスト低減のために採用されなかった。
また当初は正面以外のガラスは防弾ではなかった。これらも実戦には使うつもりがないから、安ければ安い方が良いという発想だったのだろう。つまりは人命軽視の安普請の装甲車である。しかも不整地での走行性も悪く、事実上、警察などが使う治安維持用の装甲車レベルだ。しかも振動が多きく、車内容量が小さいために装備が十分に搭載できない。
だが、それだけ「コスト削減」して軽装甲機動車の単価は概ね他国の同等の装甲車の3倍程度、約3千万円もする。それどころか来年度の概算要求では5千万円に跳ね上がっている。因みに諸外国ではトヨタのランドクルーザーの駆動系を流用した軽装甲車が多く開発されているが、軽装甲機動車よりも車内容量が大きく、静粛で価格は1千万円程度である。
軽装甲機動車は数の上では陸自の主力装甲車で、陸自ではAPC(装甲兵員輸送車)として使用されている。だが、世界で4人乗りの小型の装甲車を主力APCとして使用しているのは筆者の知る限り陸自だけである。通常この手の軽装甲車は偵察、連絡、対戦車、パトールなどの任務に使用される。
しかも陸自のAPCとしての運用も実は異常である。軽装甲機動車の部隊は下車戦闘においては乗員が全員下車し、車輌には鍵をかけて放置する。これは機械化歩兵のメリットを自ら放棄していることを意味している。軽装甲機動車の部隊では下車した部隊は徒歩で車輌に戻る必要があり、迅速な昇降は不可能であり、必要なときに装甲車を呼び寄せられない。
また軽装甲機動車には車輌固有の武器も搭載されていない。これが通常のAPCであれば、専用の火器を備え、車輌要員が搭乗しているので下車歩兵部隊と協調作戦が可能である。車載機関銃などで下車部隊を援護したり、必要に応じて下車部隊に接近して速やかに収容、移動が可能である。例えば敵からの砲撃が予想される状況においては車内に退避すれば下車歩兵の生存性は大きく高まる。また軽装甲機動車の部隊では中隊長車輌以外車載無線機が搭載されていない。このため一旦下車した下車歩兵部隊はより出力の高い車載無線を使えないので、部隊の通信機能は低い。
更に4名乗りのために1個分隊を2輌の軽装甲機動車に分ける必要があり、分隊長の指揮が行いにくい。軽装甲機動車のみで構成された部隊は、防御力、火力、運用性で大きく劣っている。
仮にPKOなどで全員が下車すれば敵対勢力に容易に車輌を奪われ、逆襲される事態が想起される。だがそれを防止するために仮に武装を施し、1~2名を車輌に残せば、下車歩兵の数は25~50パーセント減少することになる。
何故このようなことになったかというと、8名の下車歩兵が搭乗できる96式を多量に導入すると、乗員を含めた車両部隊が必要となる。そのためには普通科連隊の数を減らして、車輌部隊を新設する必要がある。そうなれば連隊長のポストも駐屯地も減る。これを嫌ったのだろう。そうして世界でも全く例のない、小さな車体の奇妙なAPCとしての運用が始まったのだ。このため多くの自衛隊普通科部隊では、まともな機械化部隊としての機能を有していない。
96式装甲車の戦闘重量は14.5トンで防御力は公開されてはいないが、NATO規格のレベル1に相当する、7.62ミリ弾に耐えられる程度である。PKO用の96式装輪装甲車(II型)のみは、防弾鋼板のモジュラー式増加装甲が装着されているが、恐らくNATOレベルII程度であろう。であればドラグノフなどの徹甲弾で貫通される。徹甲弾を使った狙撃には極めて脆弱である。しかも防御力の強化によって重量が増加し、ただでさえ低い走行性能が更に低下しているだろう。増加装甲が複合装甲であれば同じ防御力でも軽量化ができたのだが。
また96式装輪装甲車(II型)の車長用キューポラには左右に防盾(ぼうじゅん)を装備しているが、防御が不十分だ。後部はハッチがあるにしても前方はがら空きである。また左右の防弾板にしても高さが十分ではない。対して諸外国では全周的に装甲板や防弾ガラスで覆った無天蓋の銃塔を採用することが多い。車体から身を乗り出した車長は装甲車で最も脆弱であり、狙われるからだ。諸外国の実情を調査していればこのような幼稚な「改良」はできないはずだ。
先進国ではこの種の任務において、既にレベル3~4の防御力を付加した装甲車を採用する国が増えており、またRPGなどの携行対戦車兵器に対する格子式装甲やマット式装甲を装着するケースも増えている。他国の8輪装甲車はどうだろうか。例えばフランス陸軍の主力8輪装甲車、VBCIの最大戦闘重量28トンであり、防御レベルは基本的なモジュラー装甲を装着した状態でレベル2レベルの防御力があり、近年は対戦車兵器用の格子型装甲をアフガンなどでは装備していたが、更にマット装甲と新型のスラット装甲を付加することが決定されている。
96式の武装は12.7ミリ機銃または96式40ミリ自動擲弾銃であるが、後者は殆ど調達されていない。これは高価な上に作動不良が多いためである。しかも96式40ミリ自動擲弾銃はわざわざ規格をNATO規格の40×53ミリではなく、国内規格の40×56ミリ弾であり米軍や他国の軍隊との互換性がない。
12.7ミリ機銃は射程も長く強力だが、曲射ができない。このため掩体の影に隠れたり、直接照準ができない目標は不得意だ。対してグレネードランチャーであれば曲射が可能である。なお、新たに採用されたAAV7は12.7ミリと40ミリグレネードランチャー、Mk19の両方を搭載している。
また諸外国で広く装甲車輌使用されているRWS(リモート・ウェポン・ステーション)もない。現在技本(日本製鋼所)で開発しているが、既に中国を始めとして途上国でもRWSを装備している国は多い。RWSは機銃などの火器とビデオカメラ、暗視装置、レーザー測距儀、安定化装置、自動追尾装置などを組み合わせたものであり、オペレーター(車長また砲手)が車内から操作を行う。安価なものは暗視装置や安定化装置、自動追尾装置などはついていないが、現在先進国のRWSは大抵装備されている。
このようなRWSを用いれば車長はキューポラから顔を出さずに、昼夜問わずに索敵や攻撃が可能である。ズーム機能と安定化装置がついていれば、動いて遠くの目標も正確に攻撃できる、また対狙撃手対策にも有用である。さらに前進観測員の持つGPSと連動することで7.62mm機関銃の測量射撃により塹壕内に隠れた敵も掃射できる。これを自衛隊は有していない。更に申せば諸外国では一般化しているSA(Situational Awareness:情報把握)システムもない。RWSは遠距離の索敵には有利だが、視界が狭い。このため車体前後左右にビデオカメラを搭載する車輌が増えている。我が国の10式戦車も搭載しているが、更に諸外国では一箇所に複数のカメラを装備し、モニター上で画像を合成して広い視野の監視ができるシステムもあるが、既にトルコの装甲車でもこれを装備しているが、自衛隊にそのようなシステムを搭載した装甲車両は存在しない。
軽装甲機動車にしても96式にしてもせいぜい80年代までしか通用しない旧式な発想の装甲車である。いずれにしても両装甲車ともに、防御力、特に地雷やIEDに対する防御力、火力、情報把握能力、機動力はどれをとっても低く、とても現代の一線で使用する装甲車とは言えない。前編で紹介したヘルメットなどの個人装備も含めて、防御力の欠如によって自衛官が死傷する可能性は、諸外国の部隊、特に他の先進国の部隊に比べて極めて大きくなるといえよう。
しかも更に大きな問題は陸自の行き過ぎた秘密主義である。陸自は装甲車の防御レベルを現場の隊員は勿論、指揮官レベルにまで教えていない。このため戦闘時において指揮官は判断に迷う。仮に指揮官が機銃には耐えられると判断して装甲車を出させたら蜂の巣になりかねない。
この過剰な秘密主義は文民統制上も大きな問題である。民主国家であれば当然公開しているような情報を隠すので、自衛隊と他国の装備などの比較がメディアにおいて極めて困難になっている。防衛省や自衛隊はこれにより批判を避けているのだが、政治や納税者の監視が担保されていない。第三者の批判に晒されないために、自家中毒を起こしており、諸外国ではありえないような浮世離れした装備の調達が諸外国の何倍もの価格で調達されている状態が恒常化している。
参考 STANAG4569 (NATO加盟国間の装備規格の1規格。軽装甲車両・輸送
車両の防弾・耐地雷能力などを規定。メートルは射撃距離を示す)
レベル1
銃弾機関砲弾 7.62 x 51 mmNATOボール(通常)弾 30メートル
5.56 x 45 mmNATOボール(通常)弾 30メートル
砲弾破片など 155ミリ榴弾の爆発 100メートル
地雷 車体下部に於ける手榴弾、破片子弾、対人地雷などの爆発
レベル2
銃弾機関砲弾 7.62 x 39 mm 焼夷徹甲弾 30メートル
砲弾破片など 155ミリ榴弾の爆発 80メートル
地雷 レベル2a 車輪・履帯下部に於けるTNT爆薬6キロ換算の爆発
レベル2b 車体中央線下に於けるTNT爆薬6キロ換算の爆発
レベル3
銃弾・機関砲弾 7.62 x 51mm 徹甲弾 30メートル
7.62 x 54R mm 焼夷徹甲弾(ドラゴノフ)30メートル
(レベル3+) 12.7 x 99 mm 徹甲弾 30メートル
砲弾破片など 155ミリ榴弾の爆発 60メートル
地雷 レベル3a 車輪・履帯下部に於けるTNT爆薬8キロ換算の爆発
レベル3b 車体中央線下に於けるTNT爆薬8キロ換算の爆発
レベル4
銃弾・機関砲弾 14.5x114mm 徹甲弾 200メートル
砲弾破片など 155ミリ榴弾の爆発 30メートル
地雷 レベル4a 車輪・履帯下部に於けるTNT爆薬10キロ換算の爆発
レベル4b 車体中央線下に於けるTNT爆薬10キロ換算の爆発
レベル5
銃弾・機関砲弾 25×137ミリ装弾筒付徹甲弾 500 メートル
砲弾破片など 155ミリ榴弾の爆発 25メートル
トップ画像:陸自も邦人輸送用に採用したオーストラリア軍のブッシュマスター。 ©清谷信一 (自衛隊用と異りRWSを装備している。)
文中画像:①軽装甲機動車 ©清谷信一
②96式装甲車 ©清谷信一
③蝕雷したキャスパー ©清谷信一
④仏陸軍のVBCI (マット装甲と格子装甲を増加している)©清谷信一
⑤RWS,AXR20 を搭載した仏、パナール社のVBR装甲車 ©パナール社
⑥KMW社のRWS,FLW100 (7.62ミリ機銃を搭載している) ©KMW
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この記事を書いた人
清谷信一防衛ジャーナリスト
防衛ジャーナリスト、作家。1962年生。東海大学工学部卒。軍事関係の専門誌を中心に、総合誌や経済誌、新聞、テレビなどにも寄稿、出演、コメントを行う。08年まで英防衛専門誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー(Jane’s Defence Weekly) 日本特派員。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関「Kanwa Information Center 」上級顧問。執筆記事はコチラ。
・日本ペンクラブ会員
・東京防衛航空宇宙時評 発行人(Tokyo Defence & Aerospace Review)http://www.tokyo-dar.com/
・European Securty Defence 日本特派員
<著作>
●国防の死角(PHP)
●専守防衛 日本を支配する幻想(祥伝社新書)
●防衛破綻「ガラパゴス化」する自衛隊装備(中公新書ラクレ)
●ル・オタク フランスおたく物語(講談社文庫)
●自衛隊、そして日本の非常識(河出書房新社)
●弱者のための喧嘩術(幻冬舎、アウトロー文庫)
●こんな自衛隊に誰がした!―戦えない「軍隊」を徹底解剖(廣済堂)
●不思議の国の自衛隊―誰がための自衛隊なのか!?(KKベストセラーズ)
●Le OTAKU―フランスおたく(KKベストセラーズ)
など、多数。
<共著>
●軍事を知らずして平和を語るな・石破 茂(KKベストセラーズ)
●すぐわかる国防学 ・林 信吾(角川書店)
●アメリカの落日―「戦争と正義」の正体・日下 公人(廣済堂)
●ポスト団塊世代の日本再建計画・林 信吾(中央公論)
●世界の戦闘機・攻撃機カタログ・日本兵器研究会(三修社)
●現代戦車のテクノロジー ・日本兵器研究会 (三修社)
●間違いだらけの自衛隊兵器カタログ・日本兵器研究会(三修社)
●達人のロンドン案内 ・林 信吾、宮原 克美、友成 純一(徳間書店)
●真・大東亜戦争(全17巻)・林信吾(KKベストセラーズ)
●熱砂の旭日旗―パレスチナ挺身作戦(全2巻)・林信吾(経済界)
その他多数。
<監訳>
●ボーイングvsエアバス―旅客機メーカーの栄光と挫折・マシュー・リーン(三修社)
●SASセキュリティ・ハンドブック・アンドルー ケイン、ネイル ハンソン(原書房)
●太平洋大戦争―開戦16年前に書かれた驚異の架空戦記・H.C. バイウォーター(コスミックインターナショナル)
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