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.社会  投稿日:2015/4/26

【人は決して一人では生きて行けない】 〜五月病のあなたに。自分を成長させるポイント〜


野村絵理奈(株式会社KEE’S代表取締役)

 

入社、転職、移動など、4月は新しい環境に飛び込む人も多い時期。1カ月が経とうとしていますが、新しい仕事や人間関係にはもう慣れたでしょうか?

実は、話し方教室の相談は4月の終わりから6月頃にかけてが一年で最も伸びます。「5月病」という言葉にあるように、新しい環境、人間関係に上手くなじめない方が、うちのようなコミュニケーションを教えるスクールに行きつくのでしょう。

一方で、最近多くの社長から聞く、若い社員についてのお悩み。それは「挨拶をしない」「メールで会話する」「他人に興味が無い」・・・社内コミュニケーションが希薄になり、チームで仕事をする感覚が薄れて来ているというのです。昔は「一枚岩」という言葉が通じたけど、今ではさっぱり・・・などとマネジメントに苦心されているようです。

社会で生き抜くために必要なコミュニケーションスキルとは何なのでしょうか?私は、5年間に渡りミス・ユニバース・ジャパンのトレーナーをしています。世界に送り出す「日本一の美女」を育てる上で、最も重要視している事が、「協調性」です。

いかに美を競う大会と言えど、文化の違う各国の代表やメディア、大会関係者ときちんと人間関係を築けることは、世界中の注目を浴びる規範的存在である以上、当たり前の資質として求められるのです。

最近は「能力さえ発揮していればコミュニケーションなんて重要ではない」と思っている若者も多そうですが、話し方講師としてはこう言いたい。「あなたは決して一人では生きて行けません」。

テレビの自然番組で野生動物が必ず群れを成して生活しているのを見ても分かるように、コミュニケーションは動物の生存本能です。テクノロジーがいかに進歩しようとも、人が人である限り、社会はコミュニケーションを取る事で成り立つのです。

もし、新しい環境に馴染めず苦労していたら、その環境が自分に合わないと決めつけてしまう前に、自分の「協調性」を育てる努力をしてみてください。様々な場所、人に合わせる事ができ、自主的に動ける力は、グローバル化が進むこれからの社会に求められるビジネススキルです。

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