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.政治  投稿日:2013/10/15

[角谷浩一]秋の臨時国会に立ちこめる暗雲


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角谷浩一(政治ジャーナリスト・映画評論家)

執筆記事プロフィール|Web|Twitter|Facebook

 

秋の臨時国会が開会した。7月の終わりの参院選挙後、やっと開かれる国会だ。ここでは重要法案が窮屈に順番待ちをしているが、その法案処理に暗雲が立ち込めている。

政界関係者が言う。「昨年暮れの衆院選挙の選挙違反を今頃東京地検特捜部が捜査しているなんてありえるのか」。単発的に紙面を飾る「徳州会の選挙違反」報道だ。

医療法人「徳洲会」グループの公職選挙法違反事件をめぐり、グループ創設者で医療法人徳洲会理事長の徳田虎雄・元衆院議員は理事長の辞任を発表したものの、大物政治家だっただけに今後は徳州会の乱脈経理やその金が政界に流れていた「政界ルート」への発展が囁かれている。

その「政界ルート」は多岐にわたると言われていて、この事件が弾ければ臨時国会は徳州会疑獄国会に変貌し、予算委員会では連日この問題が中心になる。

ではどんな名前が捜査線上に浮上しているのか。

政界関係者が説明する。「なにしろ政界で一番長く深いのは自民党で今は野党幹部のベテラン議員。こちらも自民党時代からの付き合いのある野党党首経験者。徳州会病院の医師だったこともある野党幹部、今は野党の首相経験者」など野党議員のオンパレード。「その分、自民党への返り血が少ないこともあって、捜査にゴーサインが出るのではないか」とは大手メディアの社会部デスク。

波乱含みの臨時国会となりそうだ。

 

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