朝鮮半島情勢ー金正恩の真の狙いとはー
.経済,未分類  投稿日:2019/2/25

「女性起業家が育つTOKYOへ」


Japan In-depth編集部(大川聖)

【まとめ】

・東京都女性ベンチャー促進事業「APT Women」、40名が受講し活躍の場広げる。

・起業家同士情報共有できるコミュニティ、コネクション持つ事重要。

・女性起業家はまだ少数。支援してくれる機会を活用し挑戦すべき。

 

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2月21日、都内で「APT Women(アプト ウィメン)」第1-3期合同ピッチ会第3期成果報告会が開催された。「APT Women」は、東京都主催の女性起業家を支援するプログラムで、ベンチャー支援等を行う企業であるデロイトトーマツベンチャーサポート株式会社に委託され実施されている。女性起業家たちはそれぞれ2017年10月-2018年1月に第1期、2018年4-8月に第2期、今回成果報告が行われた第3期は2018年9月-1月にプログラムを受講した。

 

第1~3期合同ピッチ会は、事業成果の共有と今後の事業展開のためのネットワークの構築を目的としてSTARTUP HUB TOKYOで行われ、第1~3期の受講生総勢15名の女性起業家が登壇した。起業家たちはピッチの中で自らの熱い想いと共に今後の展望や悩みを率直に伝えていた。親和性の高い事業をやっている人同士は勿論、起業家同士が悩みを共有し、積極的にコミュニケーションを取る姿が随所に見られた。

 

女性起業家の一人、サンゴにやさしい日焼け止めを作っている、ジーエルイー合同会社の呉屋由希乃氏は「先日行ってきたタイでちょうど結果が出てきたところでこれからです」と意気込みを語った。女性の就職支援事業を行っている株式会社Waris共同代表の田中美和氏は「フリーランスが増える中で、メリットもデメリットも正しく情報発信することが重要。また、女性の起業家が少ない中でこういう機会を大事にしていきたい」と述べた。

▲写真 ジーエルイー合同会社 呉屋由希乃氏 ©Japan In-depth編集部

 

▲写真 株式会社Waris共同代表 田中美和氏 ©Japan In-depth編集部

 

▲写真 女性起業家(手前)とピッチ会参加者 ©Japan In-depth編集部

 

東京国際フォーラムにて行われた第3期報告会では、応援メッセージとしてAsia Herb Association Co.,Ltd代表の加瀬由美子氏は、「異国で起業して大切だなと感じたのは、笑顔、今を大切にたくましくチャンスを生かすことだ」と話した。自身が事業を行っているタイにおいて、地位が低いセラピストの仕事を、セラピストたち自身がよい仕事だと認め始めた時のことを紹介し、「第一歩を感じたのはその時だった。変化は大事。小さな変化は大きな変化の種だ。変化こそが成長の源。」と強調した。

▲写真 Asia Herb Association Co.,Ltd代表の加瀬由美子氏 ©Japan In-depth編集部

 

報告会には、小池百合子都知事も応援に駆け付け、「女性がどんどん起業をしていくことは、東京が持続可能な都市としてのコアになる。APT Womenを始めとした機会を通して起業家同士が互いにシナジー効果を生むのでは」と期待感を示した。

▲写真 小池百合子東京都知事 ©Japan In-depth編集部

 

第3期受講生の中から3人の女性起業家が登壇した。WAmazing株式会社の加藤史子氏は「体系的に学び、共有する仲間を作るためにAPT Womenに参加した。起業家の情熱さえあれば、今の日本はお金も市場もあり応援者もいる、是非チャレンジしてほしい」と呼びかけた。

▲写真 WAmazing株式会社の加藤史子氏 ©Japan In-depth編集部

 

続いて、株式会社バルドゥッチのバルドゥッチ淳子氏は「起業家は孤独な時がある。(プログラムの一環で訪れた)シンガポールで『国の天然資源は私たち人。』と言っていたのが衝撃だった。東京の天然資源は私たち自身、そしてさらに女性から発信できたら」と語った。

▲写真 株式会社バルドゥッチのバルドゥッチ淳子氏 ©Japan In-depth編集部

 

そして、コグニティ株式会社の河野理愛氏は「事業が進むと忙しくて学びが足りないと感じ、APT Womenに参加した。毎週課題が出たり決まった時間にミーティングがあったりするので学びを強制的に得られる場だった。シンガポールでは、資源がない分、外部のものを取り入れる姿勢やスピード感が印象的だった。自分たちで作るという熱量を感じた。」と話した。

▲写真 コグニティ株式会社の河野理愛氏  ©Japan In-depth編集部

 

プログラムを運営する、デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社の金澤靜香氏は、APT Womenを通して、大規模資金調達や大企業連携、海外進出等の成果があらわれ、日本全国の成長志向女性起業家のエコシステムが構築されていることを報告した。そのうえで「受講生は期によってもどれもカラーが違う。それぞれにソリューションへのもっていき方は違うが、寄り添っていくことで変化を身近に感じられる」と生き生きとした表情で話してくれた。

▲写真 デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社の金澤靜香氏 ©Japan In-depth編集部

 

第3期報告会には、第1期受講生も参加していた。APT Women開始時との変化をきくと、「大きく変わった、どんどん事業が進んでいる」といった声が多く聞かれた。なかでも株式会社キャリーオンの長森真希氏は「資金調達、大企業とのコネクトの面でAPT Womenを活用できた。受講者同士で仕事と子育ての両立など女性特有の悩みを共有している。」と話した。一方で、「女性起業家として成功例を示しロールモデルになる責任も感じている」と胸の内を語ってくれた。今後、起業家を目指す人に向けて、「始めたらやめるなと。慎重になりすぎずにリスクをとること。自分で決めて自分で動くこと」とメッセージをくれた。

▲写真 株式会社キャリーオン 長森真希氏 ©Japan In-depth編集部

 

今回、取材で出会った女性起業家たちがみな目を輝かせ素敵な笑顔で話しているのが印象的だった。情熱をもった起業家たちが活躍できる環境づくりが重要であると実感した。今後も彼女たちをロールモデルにバイタリティ溢れる起業家が生まれることを期待したい

 

トップ写真:第3期報告会 ©Japan In-depth編集部


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