4コマ漫画で体感するほんとにリアルな英語フレーズ「どういう意味?:もう一歩踏み込んで」発展編
米田貴之(漫画家・バンクーバー在住)
単語やフレーズの暗記だけではナチュラルな英会話スキルは身につきにくい…
そこで、シチュエーションをまるごと4コマ漫画で疑似体験して、自然な表現力を身につけていこうというこの企画。名付けて「バンクーバーから連載!4コマ漫画で体感するほんとにリアルな英語フレーズ」!カナダはバンクーバー在住の筆者から、連載形式でお届けしていきます。
第4回である今回は前回の発展編。『どういう意味?:もう一歩踏み込んで』です!
[訳]
*:Q…もう終わりだよ…
Q:え!?何、何が言いたいの!?
*:だから、テレビ!ホッケーの試合!居眠りしたんじゃん!
Q:あ…なんで起こしてくれへんかったんや…?
寝ぼけ頭のQが聞いている「over」とは何のことなのでしょうか?それでは下記でポイントとなるフレーズを見てみましょう。
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★ What is that supposed to mean? 【音声】
「suppose=考える」ですが、be supposed to ~で「こう考えられるべき」というニュアンスが含まれます。この一言は、会話の中でよく出てくる一言ですが「どういう意味?」という意味から一歩踏み込んで、「何が言いたいの?(どう捉えるべきなの?)」と発言の真意を問う、という質問になっています。
読みは「ワッイズダッサポォストゥーミィン?」
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★ How come you didn’t wake me up…? 【音声】
How come~という言い方にはwhyと同じく「なぜ」という意味があります。ただ、how comeの後は肯定文の形で留まります。
「How come you are so good at math?=何でそんなに数学が得意なの?」 という様に使ってみましょう。
読みは「ハゥカムユゥディドゥンウェィクミィアップ…?」
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英語を上達させていく上で「上手に質問する=上手に答えて貰う」ことはとても大事なテクニックだと思います。自分が分からないことをスムーズに解決できるようにおさえておきたいポイントです!
次回は、ちぐはぐな感じのする会話をもっと自然にするフレーズを見てみましょう!
Well then, catch you guys later!
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【プロフィール】
現在はカナダのバンクーバーに在住し「Q」という名前でアーティスト/著者などとして活動。また、現地留学エージェント、COSカナダ留学サポートデスクにて、留学エージェントとしても働いている。英語圏における日々の様々なシーンを、「リアルな英語と文化」に楽しく触れられる4コマ漫画にまとめている。また、バンクーバー在住クリエーターたちの日常生活を描いたウェブ4コマ漫画「バンクーバーな僕ら」も連載中。
*本記事は、書籍「バンクーバー発!4コマ漫画で体験するから身につくほんとに使えるリアルな英語フレーズ」の内容・設定を本連載用に編集しています。