4コマ漫画で体感するほんとにリアルな英語フレーズ

米田貴之(漫画家・バンクーバー在住)
単語やフレーズの暗記だけではナチュラルな英会話スキルは身につきにくい…
そこで、シチュエーションをまるごと4コマ漫画で疑似体験して、自然な表現力を身につけていこうというこの企画。名付けて「バンクーバーから連載!4コマ漫画で体感するほんとにリアルな英語フレーズ」!カナダはバンクーバー在住の筆者から、連載形式でお届けしていきます。
第5回である今回は、日本語では自然に出てくる一言を英語で言ってみましょう!
[訳]
★D: そういえば…
★D: 日本人って、ホントに24時間働きまくるの?
★S: まあ大体ね。仕事が一生終わらないんじゃないかって思う。
D: ヤバイね、それ!
4コマ出だしの「Speaking of which」に始まり、果たして漫画内の★フレーズはどういう意味でしょうか…
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
★ Speaking of which… 【音声】
それまで話していた内容を受けて「~といえば、 そういえば」と言う時の決まり文句!
ちなみに似た表現で「Speak of the devil」だと「噂をすれば影」と言う意味に。
読みは「スピィキンノヴウィッチ」
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
★ 24/7 【音声】
24/7は「24時間、7日間」つまり「四六時中」だ。work 24/7で「四六時中働く」(work around the clockも同じ)。お店の看板に 24/7と あれば、年中無休って意味に!
読みは「トゥウェニィフォセヴン」
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
★ More or less… 【音声】
「多かれ少なかれ、大体」という意味。3コマ目では、「日本人全員がそうとは言わないけど、大体は」というニュアンスで使われている。
読みは「モァオァレス」
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
日本人が話す英語は、知っている語彙やイディオムの数が少ないこともあり、どうしても直接的な表現になりがちです。
こういったつなぎ言葉や意味をぼかすような言葉を知っておくと、会話に抑揚を出すことができますよ!
次回は、もっと踏み込んだ、自然な英語を話すためのフレーズを見てみましょう!
Well then, catch you guys later!
【あわせて読みたい】
- 4コマ漫画で体感するほんとにリアルな英語フレーズ[連載4]「どういう意味?:もう一歩踏み込んで」発展編(米田貴之・漫画家/バンクーバー在住)
- 4コマ漫画で体感するほんとにリアルな英語フレーズ[連載3]「どういう意味?」質問編(米田貴之・漫画家/バンクーバー在住)
- 4コマ漫画で体感するほんとにリアルな英語フレーズ[連載2]はじめましての挨拶:フォーマル編(米田貴之・漫画家/バンクーバー在住)
- 4コマ漫画で体感するほんとにリアルな英語フレーズ[連載1]はじめましての挨拶(米田貴之・漫画家/バンクーバー在住)
- 英語を第二公用語としながら日本から近く、労働賃金と物価が低く、欧米留学の約3分の1の料金で留学できるセブ島に注目!(鈴木光貴/ユナイテッド・リグロース株式会社取締役CFO
【プロフィール】
現在はカナダのバンクーバーに在住し「Q」という名前でアーティスト/著者などとして活動。また、現地留学エージェント、COSカナダ留学サポートデスクにて、留学エージェントとしても働いている。英語圏における日々の様々なシーンを、「リアルな英語と文化」に楽しく触れられる4コマ漫画にまとめている。また、バンクーバー在住クリエーターたちの日常生活を描いたウェブ4コマ漫画「バンクーバーな僕ら」も連載中。
*本記事は、書籍「バンクーバー発!4コマ漫画で体験するから身につくほんとに使えるリアルな英語フレーズ」の内容・設定を本連載用に編集しています。