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.政治,未分類  投稿日:2024/12/4

前原氏、維新共同代表選出「国会での連携は、誰とやるかより何を成し遂げるかだ」国民民主党玉木雄一郎代表


【まとめ】

・前原誠司衆院議員が、日本維新の会の共同代表に選出された。

・前原氏との向き合い方について玉木代表は、「政策本位で各党、等距離で向き合っていきたい」と述べるにとどめた。

・その上で玉木代表は、維新代表の吉村洋文氏と「一度率直に話をしてみたい」と述べた。

12月2日、前原誠司衆議院議員が、日本維新の会の国会議員団両院議員総会において共同代表に選出された。過去に国民民主党に在籍し除名された経緯がある前原氏は会見で、「玉木代表や榛葉幹事長と意思疎通できる」関係であり、「昨日の敵は今日の友」と述べるなど、国民民主党との連携に強い意欲を示した。

12月3日の定例会見で玉木代表は、「社会保障制度改革に伴う現役世代の社会保険料負担の軽減については、維新の皆さんも同じ方向を向いていると思う。医療制度改革、社会保障制度改革による社会保険料の軽減、手取り増、ここはぜひ維新とも協力して進めていきたい」と述べた。

写真)玉木雄一郎代表 12月3日記者会見

出典)国民民主党Youtube 

前原氏との向き合い方については「他党の人事の話なのでコメントすることは差し控えたいが、国会での連携に関しては、従来から申し上げている通り、誰とやるかより何を成し遂げるかということだから、政策本位で各党、等距離で向き合っていきたい」と述べるとともに、「相手が誰かということで、判断が変わったり曲がったりすることはない」と述べるにとどめた。

また、日本維新の会代表の吉村洋文代表については、「今まで直接話したことがない。コロナの時にツイッターでいろいろやり取りをして対策について意見交換したことはあるが、代表になられたので一度率直に話をしてみたい」と述べた。

トップ写真)玉木雄一郎代表 12月3日記者会見 東京・千代田区
出典)国民民主党Youtube 




この記事を書いた人
安倍宏行ジャーナリスト/元・フジテレビ報道局 解説委員

1955年東京生まれ。ジャーナリスト。慶応義塾大学経済学部、国際大学大学院卒。

1979年日産自動車入社。海外輸出・事業計画等。

1992年フジテレビ入社。総理官邸等政治経済キャップ、NY支局長、経済部長、ニュースジャパンキャスター、解説委員、BSフジプライムニュース解説キャスター。

2013年ウェブメディア“Japan in-depth”創刊。危機管理コンサルタント、ブランディングコンサルタント。

安倍宏行

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