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.社会  投稿日:2015/2/14

[Japan In-depth編集部]【犬猫殺処分ゼロに向けて政治が始動】~早期の8週齢規制の実現を~


Japan In-depth 編集部

「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟設立総会」

犬猫の殺処分ゼロに向け、ようやく政治が動き始めた。昨年、超党派の議連を設立する動きが12月の衆議院の解散で一旦止まっていたが、2月12日に設立総会が行われた。

会長に自民党の尾辻秀久衆議院議員、顧問に自民党鴨下一郎議員、事務局長に社民党福島みずほ議員ら、衆議院39人、参議院14人、総勢53人の議員が名を連ねた。一般の参加者も数十名集まり会場は熱気に包まれた。

前環境大臣政務官で2014年6月に「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」 いわゆる、牧原プランを作った自民党牧原秀樹衆議院議員(議連では副会長)は、「殺処分数は、一昨年16万3千頭だったのが、去年12万8千頭、と減じた。引き取り数減少、譲渡率上がった結果。来年度はもっと予算を増やし、活動したい。」と述べ、予算を確保した上で活動を強化していく考えを示した。

又、福島みずほ事務局長は、「政府も自治体も動き始めている。超党派で60名近くの議員に参加してもらっている。議連の中で、視察し、勉強会を開き、提言する。法律(動物愛護法)の運用の検証をやる。法改正必要か、(新たな)法律が必要か、立法機関としてやっていきたい。又、予算の獲得もやりたい。各自治体に対する働きかけを国の後押しでやっていきたい。」と意気込みを語った。

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〈左:女優 杉本彩さん/右:女優 浅田美代子さん〉
そうした中、動物愛護運動に熱心に取り組んでいる、女優の浅田美代子さんと杉本彩さんからは、8週齢規制の早期実現を求める声が上がった。これに対し、会長代行で維新の党松野頼久議員は、「3年前の動物愛護法の改正の時、5年以内に8週齢規制をやると書いてある。しかし、(行政は)本則で書いてあるより附則を重視している。後2年で実施されるはずなのに、行政がやらない。各党の中で反対勢力はあるが、声をあげて、生体販売禁止行く前に8週齢規制をせめて実現するように応援して頂ければありがたい。」と行政の対応を批判するとおもに、8週齢規制の実現に対する意気込みを語った。

超党派の議連が立ち上がったといっても、年間12万頭の犬猫が殺処分されている現状は変わっていない。殺処分ゼロへの道のりは決して平たんではない。政治の世界も一枚岩ではない現状を、どう変えていくのか、議連の真価が問われるのはこれからだ。

 

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