セミナー
.JID  投稿日:2014/9/21

【Japan In-depth ニコ生公式放送リポート】これからどうなる?朝日新聞慰安婦検証報道問題


Japan In-Depth編集部 (編集部:Aya)

|2014年8月13日放送 Japan Indepthチャンネル

69回目の終戦の日を前に、日本に衝撃が走った。8月5日、朝日新聞が従軍慰安婦に関する32年前の報道に誤りがあったとして、訂正記事を掲載したのだ。戦後長い間、日韓関係に大きな影響を与え続けたこの報道が一部覆されることになった今、メディアは、政府は、そして私たちは何を考えどのように対処すべきなのだろうか。おなじみ社会保障経済研究所の石川代表と、編集長安倍が徹底検証。また、番組後半では我孫子市の水野ゆうき市議も登場し、指定廃棄物最終処分場問題に喝を入れる。

いわゆる「吉田証言」はこれまで何度も疑義があるとされてきたが、「まさか記事を載せた張本人である朝日新聞から検証記事が出るとは」と石川氏も驚きを隠せない。朝日新聞による検証記事が掲載されたとき、アメリカに滞在していた石川氏は、アメリカでのこの問題の報道の少なさにも驚いたという。日本でもこの問題にほとんど触れていない民放キー局もある。「テレビは時間の枠が限られているため、このような3分や5分の枠では到底おさまらない複雑な問題は除外されがちなことが原因の一つである」と安倍は指摘した。

番組内のアンケートでも、「朝日新聞はこの問題を十分に検証していると思うか」という質問に対し、「思わない」が9割超、「他メディアはきちんと検証していると思うか」という質問に対しても同様となり、メディアへの厳しい視線が明らかになった。

この報道が日本のイメージを悪化させ、多くの国益を損ねてきたことは確かだが、その損失を金額で表すのは非常に困難なことである。では、この問題はどうやって解決されるべきなのだろうか。石川氏は、「朝日新聞を潰せなどの意見もあるが、そんなことをしても仕方ない。むしろ、朝日新聞は生き残り続けて世界へ弁明する責任がある」と語った。朝日新聞は自らの過ちをきちんと国民や世界に説明し、また他メディアも朝日新聞の過ちをきちんと検証し報道できるか。今、メディアが試される時だ。

さて、続いてのテーマは「指定廃棄物最終処分場問題」。我孫子市もこの問題の渦中におり、水野議員が国と地方の行政に物申す。現在、千葉県の柏・松戸・流山の三市の放射能焼却灰が我孫子市の手賀沼終末処理場に保管されている。我孫子市議会は三度断固拒否を通知したが、現在も保管されたままになっている。千葉県は三市に対して、廃棄物を持ち帰るよう指示したが、予算確保や建設のスケジュールを考えると間に合わない可能性もあると水野議員は懸念を示した。水野議員が処理場を視察した際、テントのようなものに覆われただけの廃棄物を目にし、そのずさんな管理体制に衝撃を受けたそうだ。処理場があるのは、液状化が起こった地域であり、近年の大雨や竜巻などに耐えうる安全対策がなされているとも思えない。そんな状況で市民の不安は大きくなる一方だ。

しかし、処理場の周辺住民の懸念に比べ、少し離れた場所に住んでいる住民にとっては他人事であまり関心を持たれていないという。国民全体がいつ当事者になるかわからない問題なのだから、国を巻き込んで議論すべきだ。石川氏は「特命の担当大臣を任命して、本気で進めないと、本当に終わらない」と危機感を募らせた。

二つの大きく深刻なテーマを取り扱ったが、どちらにも共通するのはその報道のあり方の問題だ。吉田証言問題も、最終処分場問題も、どちらも十分に国民に説明がなされているとは言い難い。これからもJapan Indepthは「何故、報道しないのか」という国民の意見に声を傾け、陽の当らない、しかし国民にとって重要なニュースにスポットライトを当てていく。

 

【あわせて読みたい】

[古森義久](ジャーナリスト/国際教養大学 客員教授) 【私は朝日新聞の虚報の被害者①】

[古森義久](ジャーナリスト/国際教養大学 客員教授) 【私は朝日新聞の虚報の被害者②】

[安倍宏行]Japan In-Depth編集長 安倍宏行(ジャーナリスト)【誤報訂正連鎖、どうなる朝日】


【朝日新聞慰安婦誤報問題〜小池百合子議員が初の国際発信〜】 (古森義久ジャーナリスト/国際教養大学 客員教授)

河野談話が慰安婦強制連行の証明?>朝日新聞の虚報「取り消し】もアメリカには伝わっていない実態

(古森義久ジャーナリスト/国際教養大学 客員教授)

 

 


copyright2014-"ABE,Inc. 2014 All rights reserved.No reproduction or republication without written permission."