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.政治  投稿日:2020/4/15

現代の主力戦車の進化は限界 後編


清谷信一(軍事ジャーナリスト)

【まとめ】

・将来戦車に防御力強化による重量増の選択肢なし。全く別物に。

無人化、ゴム履帯、装輪式も。複合装甲や積極防御が主流に。

・電動化は兵站で課題。当面内燃機関やハイブリッドが主流に。

 

前回は将来の戦車の主兵装について考察してみた。既にMBTの戦闘重量は限界に近く、このまま重量増加の要因となる戦車砲の口径がそのまま大きくなる可能性は小さい。仮に大口径戦車砲が採用されるのであれば戦闘重量の軽量化の観点から、砲塔は無人砲塔か1人乗り砲塔が選択される可能性が増えるのではないだろうか。

センサー類が発達したために車長はともかく、砲手があえて砲塔に搭乗する必要性は減っている。だが車長が砲塔上部から周囲を観察することが重要であると考える軍隊は少なくない。実際にそのメリットは小さくない。このため最近はラインメタル・ディフェンス社などが歩兵戦闘車用の砲塔として1人乗りと無人砲塔の両方に対応できるものを開発している。戦車にもこれが広がるのではないだろうか。

▲写真 ラインメタル社のICV、リンクス。最大戦闘重量が44トンで無人、1人乗りが選択できるLANCE砲塔システム採用している。またゴム製履帯を採用している。またゴム製履帯を採用している。(著者提供)

1人用砲塔でも、対戦車戦の場合は車長が砲塔から車体に降りて、砲塔と車体を分けるハッチを閉じて車長用の席に座って戦うというような選択もあるだろう。こうすれば一番被弾し易い砲塔が被弾、破壊されても車内の車長の生存は確保できる。いわば1人乗り砲塔と無人砲塔の折衷案だ。無論無人砲塔の方が砲塔自体をコンパクト化できるが、どちらにするかは運用側の要求次第だ。

ただ近年はセンサーとVR(バーチャル・リアリティ)の発達によって、車内にいながら、あたかも砲塔のキューポラから全周を観察しているかのような視界を確保できるシステムも登場している。

▲写真 エルビット社のアイアンビジョン(著者提供)

例えばエルビット社のアイアンビジョンやウクライナのウクロボロンブロムのリムピダーモア・システムなどがその例である。このような技術によって無人砲塔の欠点はある程度克服できるだろう。

ヨルダンではかつてファルコンIIという戦車用の無人砲塔が南アフリカの技術支援を得て開発されたが、実用化には至らなかった。だが、技術革新が進めばロシアのアルマータのような無人砲塔の戦車も増えていくだろう。そうしないと大胆な軽量化は不可能だからだ。

無人砲塔は極論すれば敢えて頑丈に作る必要がない、という考え方もできる。どうせ人間が乗っていないのであれば、無理に砲塔の正面装甲を敵戦車の主砲に耐える厚さにする必要はない。一定以下の距離で被弾をすればたとえ砲塔は無事でも乗員が死傷し、センサー類などの装置が破壊されて戦闘能力を失うからだ。

であれば、初めから砲塔の正面の装甲は中口径の機関砲弾に耐えられる程度に抑えるなどすれば砲塔を著しく軽量化できる。あるいは減らした分で、車体内のキャビンの防御を強化することも可能だろう。

そうであれば敵の歩兵戦闘車の攻撃に対する生存性をあげることも可能だ。乗員数も問題だ。乗員数が減ればその分だけ車内容積を減らすことができ、その分装甲や車体構造も軽量化できる。

例えば戦闘機や攻撃ヘリのように操縦手と車長兼火器管制員(砲手)の2名にする、あるいは1人にすることも検討されるだろう。AIが発達すれば尚更だ。ただその場合、野営の警戒や、補修、補給の人手が確保できないので、戦車部隊はそのための人員を別途手当する必要がある。

更に進めて考えれば戦車の無人化という選択もあるだろう。無人自律操縦の技術やAIは民間車輌でもかなり加速している。ただ不整地での戦闘をこなす戦車を完全自律行動させるのは、当分は難しいだろう。例えば戦車を無人化し、後方から重防御の装甲車に搭乗した操縦手や車長が後方から遠隔操縦するという方法も検討されるだろう。ただこの場合、サイバー攻撃やECMなどによる操縦の妨害が想定されるので、それにどう対処するかの技術の確立が必要となるだろう。赤外線やレーザーによる通信は一つの方法だ。

機動力に関しては、まずエンジンだが現状の主力であるディーゼル・エンジンの小型化、またハイブリッド方式、燃料電池、EV(電動)などが考えられる。

技術的にもっとも完成され、技術的なリスクが少ないのがディーゼル・エンジンとトランスミッションを組み合わせたパワーパックだ。これは今後も技術革新は続くだろうが、今後著しいコンパクト化は難しいだろう。

ただ戦車がこれまで述べたような方策によって小型化、軽量化されるのであれば現在の3.5世代戦車の概ね1,500馬力といった大出力のエンジンは必要無くなる。500~800馬力程度、つまり歩兵戦闘車や兵員輸送装甲車などと同程度の馬力のエンジンで十分かも知れない。

そうなれば歩兵戦闘車とエンジンを共用化できて、調達及び運用コストを低減できるだろう。また他の装甲車と程度共用化できるだろう。ロシアのアルマータのコンセプトはこれに近い。このコンセプトは米国でキャンセルされたFCSFuture Combat Systemにも用いられた。

▲L3傘下のMM社のハイブリッド駆動システム(著者提供)

ハイブリッド方式の利点はまず燃料がディーゼル燃料であり、既存の給油インフラをそのまま流用できることだ。対して水素を使った燃料電池車輌はすべての給油インフラを更新する必要があり、莫大な費用と時間がかかる。しかも更新中は両方のシステムが混在するので兵站が混乱する。

これが民間車輌でも水素車輌が普及しない要因となっている。更に申せば水素は爆発性が高いので戦闘車輌の燃料ソースには向いていない。通常のアルコールなどを利用する燃料電池は出力が重量に比べて低いので、エンジンの代用には向いていない。

だがAPU(補助動力装置)には有用だろう。現在でも待ち伏せ攻撃などでは、主エンジンを切り、APUでシステムやクーラーに電力を供給することによって、戦車全体の赤外線シグニチャーや騒音を低減するが、ディーゼル・エンジンを使用したAPUは騒音や発熱が発生する。これを燃料電池に変えれば、ステルス性が大きく向上するので、サーマルイメージャーに探知される可能性が減る

軽油を燃料とする燃料電池もあるが、通常の軽油だと不純物が多く、そのまま燃料電池に使用できない。燃料をエンジン用燃料と共有するなら天然ガスやバイオ燃料などから合成した合成軽油を使用する方が有利だろう。合成軽油は既に我が国でも導入されており、導入は難しくない。

ハイブリッド方式の第二の利点は燃料消費がディーゼル・エンジンより向上することだ。

米軍のように本国を遠く離れた地域で大規模な作戦を行う軍隊の場合、長大な補給ルートを構築し、莫大な燃料を運び集積する必要があるが、その兵站の負担を大きく軽減できるのでメリットが大きい。

第三のメリットは電動車輌と同じだが、モーターのみを駆動して移動すれば、騒音を低減できるのでステルス性を高められる。装輪車輌の場合だが、各車輪をモーターで動かす直列方式(戦闘車輌は大抵これを採用する)ならば、各車輪のトルクを個別に調整することができ、装軌車輌に近い不整地走行能力を獲得できる。そうであれば装輪式のMBTも登場する可能性がある。

またエンジンを発電機として使用して、発電した電力で駆動するので内燃機関のように複雑で重たいドライブ・シャフトやトランスミッションなどの動力伝達システムが不要となる。APUも必要なくなる。これらの利点は電動車輌でも同じである。

電動車輌はエンジンだけでなく、トランスミッションなどメカニカルな動力伝達系が必要無いので車体構造を簡素化できる。現在民間車輌に関しては欧州などで近い将来内燃機関の車輌を全廃するという動きが加速しており、自動車産業全体で、内燃機関から電動車輌に移行するトレンドができつつある。このため多くの技術革新が起こり、電動車輌の性能が大きく向上し、併せてインフラも整えられる可能性は高い。

ただ軍用車輌の場合、電動車輌は充電が問題となる。戦闘中に電池が切れても民間車輌のように悠長に長時間充電している時間はない。このため電池をパッケージ化、モジュラー化して、即座に交換できるようなシステムの構築が必要だ。従来の燃料車に代わって、そのようなモジュラー化した電池を搭載し、回収した電池に充電するタイプの「電気燃料車」が必要になるだろう。

ただそのようなシステムを導入するには莫大な投資が掛かるし、部隊で電動車と従来型の内燃機関方式の車輌とが混在すれば、二系統の燃料のサプライチェーンが必要となる。このためできるだけ早期に全車輌を電動車輌に移行し、「燃料」のサプライチェーンを統一する必要がある。これは大変に困難であり、軍用車輌に限っていえば、当面内燃機関、あるいはハイブリッドが主流になるのではないか。

駆動システムだが装甲車輌には装軌式と装輪式が存在する。装軌式の利点は地面との接地面積が大きい履帯によって高い不整地踏破性能を有していることだ。対して装輪車輌は、不整地性能は劣るが、整備が容易で運用コストが装軌車輌に比べて、概ね三分の一と大幅に安いことだ。また6輪や8輪車等では車輪が1、2個破損しても走行が可能で戦場からの離脱が可能である。対して装軌車輌は履帯が切れると立ち往生することになる。

近年では調達及び運用コストの面、また装輪車輌の走行能力の向上のために殆どの装甲車輌が装輪式となっている。ただ主砲や装甲が重たく、主砲の射撃衝撃を吸収する必要がある戦車や、戦車に随伴する歩兵戦闘車などは装軌式であることが多い。

将来の戦車が依然、装軌車輌であるならば、ゴム製履帯の使用が主流になるだろう。現在の技術では40トン級までの装甲車輌にはゴム製履帯の採用が可能だ。例えばBAEシステムが近年オランダ陸軍のCV90向けに行った近代化でゴム製履帯が採用されている。ゴム製履帯の利点はまず重量低減である。

▲写真 Adaptivカモフラージュとゴム製履帯を採用したCV90120(著者提供)

40トン級の車輌では金属製履帯に比べて約1トンの重量が低減できる。更に部品点数が少ないために、故障する確率が圧倒的に低い。また振動や騒音が少ないので乗員の疲労を低減できるし、ステルス性を高めることができる。ゴム製履帯は我が国の防衛装備庁でも開発が進められている。

将来の戦車がより小口径あるいは射撃時の反動が少ない火器を採用し、戦闘重量を軽減するなら、チェンタウロや16式機動戦闘車のように装輪式を選択することも十分考えられる。まして先述のように駆動系がハイブリッド方式や電動方式になれば不整地走行能力が高まり、より装軌式に近い走行性能が確保できる。

更に、より低圧で幅広のタイヤを採用すれば不整地踏破性能は向上する。また必要に応じて車輪にゴム製の履帯を装着するという手法もある。実際に第一次大戦と第二次大戦の間に登場したクリスティー戦車はその方法が採用された。また現在のオフロード車でも車輪に履帯を装着するものが存在する。装輪戦車にこれを導入すれば整備性や運用コストの面で著しいメリットがある。MBTが装軌式でないといけないという決まりはない。

▲写真 ラインメタル社のリンクスICVのゴム製履帯(著者提供)

最後に装甲と防御であるが、鋼鉄製の装甲に代わって複合装甲が主流になるのではないだろうか。かつて90年代に英国防省は技術実証として複合素材による装甲車を開発したことがあり、また英国のスパキャット社などでは車体が殆ど複合材である装輪装甲車を開発している。複合装甲のメリットは鋼鉄製の装甲に比べて軽量であることだ。

しかもアルミ製の装甲よりも遙かに薄い。アルミ合金製装甲は鋼鉄製の装甲よりも体積が大幅に大きくなる。複合装甲の性能は年々向上している。問題はコストが高いことだ。だがこれも将来には大きく改善されるだろう。

戦車は戦車砲の徹甲弾だけではなく、対戦車ミサイルやREGなどの成形炸薬弾や地雷、IEDなど様々な脅威に対処する必要がある。成形炸薬弾に対してはスラット・アーマーやネットアーマー、マット・アーマーなどが存在するがこれらも更に進化するだろう。昨今はトップアタック型の対戦車ミサイルや精密誘導砲弾が普及しているが、戦車上部の装甲を正面並に強化することは難しい。このため積極防御システムが普及していくだろう

赤外線対策も必要だ。近年では車体やエンジンが発する赤外線を低減させるためのアイテムとしてサーブ社のバラキューダネットや、専用のタイルやマットも登場している。更にこれを進めて戦車の表面を冷却するようなシステムが登場するかも知れない。

BAEシステムズは赤外線スペクトルにおける視野から車両を効果的に隠すことができるAdaptivというシステムを開発中だ。これは複数の車載カメラで周囲をスキャンして背景を撮影し、その特徴を赤外線で車両表面に表示するのだ。このような新たな次元の迷彩システムが開発されていくだろう。更に状況把握のためには音響センサーも必要となるだろう。

戦車が小型化し、より小口径の主砲を持つようになると中途半端な火力と防御力のICV(歩兵戦闘車)は淘汰されるかもしれない。歩兵戦闘車は中口径の機関砲や対戦車ミサイルなどを装備して、通常1個分隊、8名ほどの下車歩兵を収容できる。だが火力と、下車歩兵の収容力、防御力を満たすのは極めて厳しい。生き残るのであれば下車歩兵の搭乗を諦めてより小型化して防御力を高める、例えばフランス軍が採用した新型偵察車、ジャガーのような車体だ。

▲写真 ネクセターの偵察システム「ファインド・イーグル」(著者提供)

ジャガーは、砲塔は二人乗りで、主兵装はネクセターとBAEシステムズが共同開発した40ミリテレスコープ機関砲、CTAIを採用している砲塔上には車長用のパノラマサイトを兼ねた、7.62mm機銃を装備したRWSが搭載されている。車長用および、砲手用サイトはサフランが担当している。また砲塔右側にはMBDAの対戦車ミサイルMMP(Missile Moyenne Portée: Medium-Range Missile)が2基搭載されたランチャーを収納している。MMPは第5世代対戦車ミサイルでタンデム弾頭を有して射程は4,000mとなっている。

あるいはロシアのBMPTのようなものになるかもしれない。BMPTは戦車の車体を流用し、砲塔には30ミリ機関砲×2、30ミリ自動グレネードランチャー×2、対戦車ミサイル×4などを装備しており、通常の歩兵戦闘車よりも重装甲・重武装である。戦車が変わるのであれば、それに随伴する装甲車輌のあり方も大きく変わることが予想される。

▲写真 ロシアの火力支援車両BMPT(著者提供)

兵員輸送はAPC(装甲歩兵輸送車)にまかせて、火力支援に徹する、あるいはクルーの他に、2~3名の無人戦車の操縦者を搭乗させるという手もあるだろう。APCはイスラエルのニマーのように戦車と同等か、それに近い防御力が付加されるようになるだろう。

歩兵戦闘車のような火力支援が必要ならば先述のジャガーやBMPTのような中口径機関砲やミサイルなどを搭載した火力支援車輌と組み合わせればよい。

いずれにしても、将来の戦車は現在のMBTの延長上に、主砲や防御力を高めて重量が増加するという選択肢はない。本稿で案内した技術がすべて盛り込まれるとは思わないが、将来の戦車は現在のMBTと全く別物の存在になるだろう。それだけは間違いあるまい。

 

(前編。全2回)

▲トップ写真 ドイツ軍のレオパルド2 A6

出典: flickr; Combat-Camera-Europe (Public domain)

 


この記事を書いた人
清谷信一防衛ジャーナリスト

防衛ジャーナリスト、作家。1962年生。東海大学工学部卒。軍事関係の専門誌を中心に、総合誌や経済誌、新聞、テレビなどにも寄稿、出演、コメントを行う。08年まで英防衛専門誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー(Jane’s Defence Weekly) 日本特派員。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関「Kanwa Information Center 」上級顧問。執筆記事はコチラ


・日本ペンクラブ会員

・東京防衛航空宇宙時評 発行人(Tokyo Defence & Aerospace Review)http://www.tokyo-dar.com/

・European Securty Defence 日本特派員


<著作>

●国防の死角(PHP)

●専守防衛 日本を支配する幻想(祥伝社新書)

●防衛破綻「ガラパゴス化」する自衛隊装備(中公新書ラクレ)

●ル・オタク フランスおたく物語(講談社文庫)

●自衛隊、そして日本の非常識(河出書房新社)

●弱者のための喧嘩術(幻冬舎、アウトロー文庫)

●こんな自衛隊に誰がした!―戦えない「軍隊」を徹底解剖(廣済堂)

●不思議の国の自衛隊―誰がための自衛隊なのか!?(KKベストセラーズ)

●Le OTAKU―フランスおたく(KKベストセラーズ)

など、多数。


<共著>

●軍事を知らずして平和を語るな・石破 茂(KKベストセラーズ)

●すぐわかる国防学 ・林 信吾(角川書店)

●アメリカの落日―「戦争と正義」の正体・日下 公人(廣済堂)

●ポスト団塊世代の日本再建計画・林 信吾(中央公論)

●世界の戦闘機・攻撃機カタログ・日本兵器研究会(三修社)

●現代戦車のテクノロジー ・日本兵器研究会 (三修社)

●間違いだらけの自衛隊兵器カタログ・日本兵器研究会(三修社)

●達人のロンドン案内 ・林 信吾、宮原 克美、友成 純一(徳間書店)

●真・大東亜戦争(全17巻)・林信吾(KKベストセラーズ)

●熱砂の旭日旗―パレスチナ挺身作戦(全2巻)・林信吾(経済界)

その他多数。


<監訳>

●ボーイングvsエアバス―旅客機メーカーの栄光と挫折・マシュー・リーン(三修社)

●SASセキュリティ・ハンドブック・アンドルー ケイン、ネイル ハンソン(原書房)

●太平洋大戦争―開戦16年前に書かれた驚異の架空戦記・H.C. バイウォーター(コスミックインターナショナル)


-  ゲーム・シナリオ -

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清谷信一

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