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.政治  投稿日:2024/11/23

「石丸新党、ヒヤヒヤ、ドキドキしながら見守る」国民民主党榛葉賀津也幹事長


安倍宏行(Japan In-depth編集長・ジャーナリスト)

Japan In-depth編集部(仲野谷咲希・梶谷友花)

【まとめ】

・国民民主党玉木代表、インターネット番組で石丸伸二氏と対談、石丸新党との連携が話題に。

・同党榛葉幹事長は、「都議選は参院選とからめ、大きな注目となる」と述べた。

・加えて、その動きを見守っていきたい、との考えを示した。

 

先の衆院選で躍進した国民民主党。「103万円の壁」見直しを巡り、与党と協議が進むなか、減税を期待する国民はその動きを注視している。そうしたなか、玉木雄一郎代表は、インターネット番組「ReHaq」で、先の都知事選で165万票を獲得した前広島県安芸高田市長石丸伸二氏と対談した。

来年は都議選と参議院選挙が予定されているが、石丸氏が新党を立ち上げ、都議選に候補者を立てると報道されていることもあり、国民民主党と石丸新党との連携を取り沙汰する声もある。番組内で、玉木代表が、「(連携については)榛葉幹事長に相談する」、と述べたので、榛葉氏にその内容について聞いた。

榛葉幹事長は、石丸新党について、「今後の都議選は参院選と絡めて大きな注目になる」と述べるとともに、「ヒヤヒヤしながら、またドキドキしながら見守っていきたい」とした。国民民主党も石丸氏が駆使したSNSによる発信と同じ手法で躍進してきただけに、今後の石丸氏の動きについて注視していく考えをにじませた。

以下、Japan In-depthとのやりとり。

安倍: 玉木さんがインターネットで石丸さんと何日か前にネット番組で対談してましたが。(榛葉:あれ見応えあったね)で、玉木さんが、(石丸新党との連携について)榛葉さんにちょっと相談するってあの時おっしゃってましたけど、相談があったのかなかったのか。あったらどんなアドバイスをされたのか。

榛葉: 最近玉木さんから相談が多くて、相談事ですから玉木さんと私だけの間なので、後でこっそり教えます。

安倍: パブリックで話せる範囲でいいんですが、石丸新党、今度の都議選で一つ台風の目にはなるんだろうと思いますが、どのようにこの動きを評価されていますか。

榛葉: 石丸さんがどうされるか、大変注目されている方ですので、今度の都議選というのは参議院選挙と絡めて大きな注目になるんじゃないでしょうか私もヒヤヒヤしながら、またドキドキしながら見守っていきたいと思います。あと、ワクワクしながらね。

▲写真 国民民主党榛葉賀津也幹事長(2024年11月22日東京都千代田区)ⒸJapan In-depth編集部

以下、記者会見

榛葉:

濱口誠政調会長と古川元久税長会長が頑張っていただいて、いわゆる三者合意にたどり着きました。103万円の壁を突破することを、自民党公明党さんに飲んでいただき、ガソリン税についても議論をして、結論を得るということ。そして何よりも最初の文言に手取りを増やすために、皆で協力するんだという文言が入ったこと。三者の協議を高く評価する。

他方ですでにもう税制調査会長同士の議論が始まりました。

先の三党合意はスタートラインに立ったということと、ガソリン税・103万円、これを必ずやるということは明記されましたが、具体的にどこまでやるのか。これからの協議が大事になってくるので、来月後半までの税制改正協議これからが本番ですので、しっかりと議論のプロセスをできる限り国民の皆さんに説明をしながら、この協議を少しでも国民生活のプラスになるように、そして手取りが上がるように、税金を国民の皆さんにお返しできるように努力したいと思う。

いよいよ名古屋市長選挙まで残り数日となりました。今度の日曜日が党開票日となります。今日この後名古屋に入りまして、私と同期当選、一緒に24年間この国会でずっと同じ政党で苦楽を共にしてきた大塚耕平前参議院議員が今大きな挑戦、政治家として故郷に恩返しをしたいという一念で名古屋市長選挙に立候補されているので同期の大塚さんの応援に私は入りたいと思います。

地元では伊藤孝恵さん、古川元久さんも入りますし、玉木代表も自ら今日は応援に入って何ヶ所かで街頭演説をやりたいと思います。選挙は名古屋市民の皆さんが選んでいただくものですから、我々は大塚さんの素晴らしさや、政策の中身をしっかりと訴えていきたいと思います。

一部ネットで大塚さんが増税派であるとか、いろんなネガティブキャンペーンもあるようですが、大塚さんはずっと国民のために立った減税派としてやってきましたし、この103万円の壁やガソリン減税は政調会長としてずっと政策を練ってきた当事者です。玉木代表と大塚公平さんが国民民主党結党から政策の柱をつくって参りました。この大塚さんを等身大で分かっていただけるように同期の私から心を込めたお願いをしたいと思います。

共同通信山崎記者:

立憲民主党との関係で伺います。自民党公明党と経済対策で今後も政策ごとに協議していく枠組みに合意されたと思いますが、立憲民主党とはそういう政調間での合意ですとか、何かお考えはありますか?

榛葉: 昨日、立憲民主党の重徳和彦政調会長と我が党の浜口誠政調会長合わせて維新の青柳仁士政調会長も三者でいろんな話し合いがあったと承知しております。

昨日は我が党は聞き置く、という程度ですけれども、今後立憲さんがどのような政策実現のために各党と連携しようとするのか、それはぜひ注視したいと思いますし、各党と等距離で政策実現を果たして参りたいと思うのでご提案あれば、それを受け止めて党内で議論していきたい。

共同: 国民民主党側から呼びかけるというのは考えていないんでしょうか。

榛葉: 今は年末の税制改正、これに全てのエネルギーを注入しなければならないと思いますし、当然補正予算の議論、本予算がありますから、今は我が党はこのスタイルでやっていく。ただたとえば、昨日も呼びかけがありましたけれども、政治改革に関する問題、これとても重要ですね。世界がこれだけ緊迫している中で日本の国政の一番の重要事項が政治改革・政治とカネの問題。これではですねあまりにも寂しい。この問題、早く決着をつけるということですね。しかし与野党協議会、この設置もまだでしょう。遅すぎますよね。政倫審も開いてないでしょ。これは年内に決着しないとダメですよ。早く各党が全体最適の解を出せるように汗をかくべきだと思います。

静岡新聞社中村: 参院選の関係で伺いたい。20日に行われた、連合静岡の執行委員会で榛葉さんの推薦について議論するはずだったけれど、連合側が支持する立憲民主・国民民主両党の協力関係が見通せないという意見があって議論が持ち越しになった。静岡の角山雅典会長は国民が立憲の政策に対して相入れない、譲れないという一方的な話になっているというコメントをしています。これに対する受け止めをお願いします。

榛葉: 連合さんの中での議論ですから、私がどうこう言いません。私が連合さんに合わせて何かを変えるのではなくて、私はこの24年間一貫して連合さんと共に歩んでまいりました。基本理念が大事ですよね。立憲さんの中には我々と極めて近い方もいれば、同じ東海ブロックで共産党と公然と選挙をともにやる候補者もいらっしゃり、その方は選挙で語れましたし、共産党と様々なところで連携をされている方々もいらっしゃいます。私たちはそれではダメでしょと言っているだけであって、そこを明確にしてくだされば、そして基本理念、エネルギー、安全保障、憲法、こういったものをですね、ある程度すり合わせができれば、当然連携できますよと。それ、私たちが一方的にダメと言っているのではなくて、一緒になれない理由を作っているのは立憲の一部ですよね。しかし、そういう方が立憲にいる以上、これは全体の問題ですからここはいいけど、これはダメだと切り分けることはできません。むしろ、連合さんは連合と全く相入れない政治行動をとっている立憲さんに対して、私は言及するべきではないでしょうか。私たちがぶれずに連合方針と一貫してやってまいりました。

法案の賛否も、全く連合の方針と我が党はぶれてませんよ。立憲さんの中では、連合方針と先の国会も異なる賛否をした法案がいくつかあります。それをもって国民民主党が立憲に対して寛容ではないというのは、理念政策をねじ曲げろ、ということでしょうか。それは違うよね。政党と支援団体は信頼関係がありますけれども、あくまでも異なる組織です。そこで政策実現、働く仲間のために我々もいろんな想いはあるけれども、ポピュリズムに走らずにエネルギー政策や憲法議論、安全保障を言ってきているわけですから。

もし、そういうことをおっしゃるなら一度くらい私の話を聞いてほしいと思いますね。一度もヒアリングは求められていないので、いつでも説明したいと思いますが、私は連合静岡、そして連合本部を極めて高く評価していますし、信頼もしています。この国にとってなくてはならないアセットだと思っていますので、引き続きこの24年間やってきたと同様に、我々が信頼関係を持ってやっていきたい。それだけです。

静岡新聞: ちなみにその103万円の壁のことについても連合の会長が財源の心配について中身が示されていないというようなちょっと懸念を仰ったんですけど。

榛葉: それはあるいは総務省と自民党が言っていることでしょ。連合会長は手取りを上げる側じゃないの。それが財源を示されないって。うちは野党なんだから、地方交付税交付金のシステムがよく分かっていれば、そういう発言にはならないと思います。私は連合さんというのは働く側の方だと思っているので、手取りを増やす方ですよね。それに対して財源がないからおかしいというのは、それはまさに知事会とか自民党さんが言っている話ですよね。

敬愛する連合の角山雅典会長のお言葉ですから重く受け止めますけども、私は与党になれというのかな。我々は各党と遠距離でやっているので、ちょっとその発言は、私聞きましたけども正直残念でした。

NHK: 政治改革への関連。ちょっと話戻りますけれど。与野党協議の設置について呼びかけがあったというふうに聞こえた気がしたんですけど。それは具体的に自民党からすでに榛葉さんの元に、設置をしようということがあったんでしょうか。

榛葉: 担当者レベルでやるという話は古川さんも聞いています。ただまだ古川さんのところには呼びかけないみたいですね。渡海さんから立ち話しでぜひやらせてほしいという言葉があったようですけども、維新と我が党はそれを聞いているようですけども立憲さんはどうなのか。ただまだ正式に与野党協議をやろうという話は来ていません。

NHK: 立憲民主党は与野党協議の設置については公開の協議というのを前提にして、受け入れる用意があるということですけれども、立憲が応じるか応じないかによって国民民主党はスタンスが変わってくるのか、正式に呼びかけがあれば応じるのか。

榛葉: 大事なのはやり方、どうこうではなくてアウトプットですよね。

成果物を早くしなければならないので、一応オープンでやっても全く構いません。

早く答えを出すことですよね

日経: 名古屋市長選挙において、市民税減税継続についてが大きな争点となっていると思うのですが、国政の方でも負担を軽減という、国民に対して分かりやすい政策の主張もあって、その主張がSNSとの親和性が高いという見解がある中で、このムーブメントというかこの一連の流れをどのように見らっしゃるかと、今後この参院選と都知事選を迎えるにあたって、こういった流れについてどういうふうに対応するのか?

榛葉: 地上波や新聞、既存のメディアでは届かなかった声や思いがSNSを使って広く国民に伝わるということは、決して悪いことではないと思います。他方で、今のSNSの特有でアルゴリズムであるとか、同じ情報が次から次へと類似の情報が上がってきたり、時には間違った情報が流れたり、いわゆる既存のメディアのように両論兵器だとかバランス取ったメッセージを発信する必要は個人含めてないので言いっぱなしのメッセージであるとか、時には誤情報。日本ではそのようなことはないと信じたいですけれども、かつてはカナダの大統領選挙で、ロシアや他国から明らかにカナダの民主主義を揺るがすいろんなネット上の創作デマ情報、こういったものがありますし、アメリカの大統領選挙を見れば、これはもう皆さんご覧の通りです。今後やはりきちっとこのSNSの情報発信や信憑性、そういったものは何らかの形で検証する時代に入ったかもしれませんね。直接フィルターなしでダイレクトに情報が入ってまいりますから、子どもたち含めてこの情報というのはこれ、憲法にも直結する問題だと思います。我々は憲法議論の中でこういった問題も議論してまいりましたが、これはメディアの皆さん含めてしっかり議論するときに来ているのかもしれませんね。

日経: この件について、今後の都知事選であるとか参院選について幹事長は冒頭でも議論がSNSで広がるのは悪いことではいというのはおっしゃる通りなんですけれども、それをどのように今後の選挙で使っていきたいとか、もしお考えあれば教えて欲しい。

榛葉: いくら日経さんでもその戦略はここでしゃべらないでしょう。従来の地上戦とネット戦をうまくシンクロしてハイブリッド戦で戦っていきたいと思います。

毎日: 今年の税制改正の関係ですけれども防衛増税が一つの焦点になっていますが、国民民主党としての防衛増税やスタンスについてお知らせいただけないでしょうか。

榛葉: これから議論ですけれども、今の税収状況を見ると増税する必要はないじゃないですか。今後の推移を見て、防衛増税についても古川税庁会長や浜口誠政庁会長を中心に議論していきたいと思います。ただ、25%の税収26%増の前年度比税収や2兆円を超える税収の上振れ、そして使わなかった税金が昨年で7兆、一昨年は11兆。そういった現状を考えると、今国民に防衛増税と言っても国民は納得しないじゃないですか。

記者: 自民党と公明党との三党協議についてお伺いしますが、総合経済対策に関しての合意とともに3党で合意文書が交わされました。その中では、補正予算について年内の早期成立を期するという説があって、これについて浜口政調会長は、もし総合経済対策を合意したものに基づいた補正予算であれば、反対するものではないという言い方されていましたが、補正予算への賛否について何か教えてください。

榛葉: 浜口誠政長会長のおっしゃるとおりです。まずは能登半島の復帰復興、これが第一です。これをしっかりと予算付けすること、そしてもう一度日本が元気になる補正予算があるのか、我々はいくつか要求しています。103万円の壁、そしてガソリン税。このフックはかけましたが、これは補正というよりも税制改革の協議に入るという約束で、そこで103万円の壁を突破すること、ガソリン税に結論を出すということ、これは高く評価しています。残りは我々が要求した補正の中身ですね。例えば公立高校の体育館の空調設備であるとかそういった問題を、出てきた補正予算の中身をよく見て判断するということになります。

記者: 政治改革について、昨日自民党は政治改革案を了承しました。その中では、政治活動費廃止、第三者機関の設置、外国人の政治資金パーティー券購入の制限ですとか、それから国民民主党が言っていた政党交付金の停止制度、こういうものも入れられたのですが、全体的にどのように評価していますか。

榛葉: あとはやっぱり企業団体献金じゃないですかね。ポイントは、これも含めて早く与野党協議をしないとだめですね。できることはやると。例えば旧文通費の開示などは野党第一党さんはまだやってないので早くやってほしいですね。やるかやらないかは立憲民主党さんのお決めになることですが、国民と維新はもうやってますから。これはやっぱり野党第一党が率先して、何のお金もかかりませんし、これをやったからといって党や議員に入る政治資金が減るわけでもないし、ただ公開するだけですよね。今立憲民主党さんは会費公開ということをテーマにされているようですから、ぜひこれはもう年内にでも公開するとおっしゃれば、自民党にも大きなプレッシャーになるんじゃないですか、やらない理由がよくわからないですね。

記者: 今おっしゃった企業団体献金のポイントだったんですが、これは企業団体献金の禁止も与党に求めるということですか。

榛葉: 政治にはコストがかかります。ただイコールフッティングでないとなりませんから、共産党さんや立憲民主党さんが企業団体献金の廃止を求めているようですけれども、いわゆる政治団体からの献金は認めていますよね。そうすると、いろんな企業や組織がその下に政治団体を作れば、いくらでも従来と同様に献金できるようになります。これはどうするのか。仮に献金禁止にしたとしても、役員報酬を上乗せして、それを個人献金の形で政党に寄付するとなると余計不透明になりますよね。ですから、ここはきちっと与野党がまさに協議をして、イコールフッティングで民主主義のコストがどれだけであって、透明性と説明責任をどうするのか、これを話し合えばいいだけだと思います。

記者: 自民党が昨日まとめた政治改革案について重ねて伺います。政治活動費について廃止と明記した一方で、いろいろな条件がついて、残すような道もあるかのように書かれていますが、その点についての受け止めはいかかですか。

榛葉: それも含めて与野党でしっかり協議することです。どういったお金が公開できないのか、機密費ではないのでね。どういったものを自民党さんはクローズにしたいのか、そこにはどういった第三者のチェックを入れるのか。そもそも我々の言っていた第三者機関を早く設置する、これは時間がかかりますよ。本当に次の臨時国会1ヶ月弱でできるのかどうか。予算があったり、相当綱渡りですよ。年をまたいだら一体何やってるんだということになりますね。

記者: 企業団体献金についての質問を重ねてお伺いします。国民民主党はこれまで、与野党が一致するなら反対することではないというような考えだったとお伺いしますが、昨日の自民党の改革案を踏まえて、企業団体献金の禁止に向けた議論というのが進んだと見ているのか、それともやはり、賛成するのが難しいというふうに見ていらっしゃるのか。

榛葉: それはまさに、各党が協議をして企業献金もらうところと自主的にもらわないというようなことがあったら、これは政党の体力に随分差が出ますから、さっき言ったように、政治団体の扱いをどうするのか、これも各党がしっかり協議をすることです。まさにイコールフッティングでやらないとだめですね。

記者: 公職選挙法についてお伺いいたします。いろんなところで、今年の都知事選にちょっとそういう風な傾向があったんですが、今回の兵庫県知事選はかなりの混乱がありました。これ、元々と言ったら、公職選挙法が性善説に基づいて作られているんだと思うんですけども、外国からの干渉などの不当な干渉の問題はもちろん、立候補の動機とか、例えば中に本人が本気で立候補の意図をしていない場合は罰則をするとか、そういったものが新たに分かった場合は規制などを含めて、根本的に改正することはお考えなのでしょうか。

榛葉: 言わんとしていることは分からないでもないけど、前段の方は先ほど答えました。後段の方は、やっぱり政治活動の自由であるとか、表現の自由であるとかいろいろなことがありますから、これはなかなかよく憲法との整合性を含めてより高度な議論が必要だと思いますね。今いろんな事案が、特定政党から我々に問題提起するような選挙がここ数回続いてます。これも、国会や専門家の中でしっかり議論するときに来てるのかもしれませんね。我が国の民主主義の度合いが試されるので、この民主主義は我が国のまさに基本中の基本ですから。しっかり議論する必要があると思います。

榛葉: 最後に静岡新聞さん。先ほど連合さんのことをおっしゃいましたけど、連合会長の角山さんって私、同級生なんですよ。富士宮北高の野球部で実は駒沢大学から引っ張られたけど、大昭和製紙で野球やってものすごい選手だったんですよ。本当にナイスガイなんです。ハートも体も心も大きくて、あの野茂英雄から都市対抗で2ベースヒット2本打ったんですよ。すごい選手だね。それが今連合会長で、私が参議院議員なんで。角山さんもいろんな組織がある中でご苦労されてると思います。いろんなバランス取りながらね。やっぱ、トップは孤独だから、幹事長も孤独だけど。ですから私は角山さんがおっしゃることはよくわかる。ただ、お互いに組織を背負ってるから。働く仲間の連合という組織を背負ってる角山さんと、私は党の幹事長なんで、幹事長がぶれたら党がぶれちゃうから、いろんなものに敬意を表しながら働く仲間のためにこれまで同様汗をかいていきたいと思います。はい以上です。

トップ写真:国民民主党榛葉賀津也幹事長(2024年11月22日東京都千代田区)ⒸJapan In-depth編集部




この記事を書いた人
安倍宏行ジャーナリスト/元・フジテレビ報道局 解説委員

1955年東京生まれ。ジャーナリスト。慶応義塾大学経済学部、国際大学大学院卒。

1979年日産自動車入社。海外輸出・事業計画等。

1992年フジテレビ入社。総理官邸等政治経済キャップ、NY支局長、経済部長、ニュースジャパンキャスター、解説委員、BSフジプライムニュース解説キャスター。

2013年ウェブメディア“Japan in-depth”創刊。危機管理コンサルタント、ブランディングコンサルタント。

安倍宏行

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