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.政治  投稿日:2020/7/18

高速水陸両用装甲車の開発はムダ


清谷信一(軍事ジャーナリスト)

【まとめ】

防衛装備庁は米と共同で高速水陸両用装甲車を開発中。

現代の戦場で強襲揚陸作戦は不可能、高速水陸両用装甲車は必要なし。

・水陸機動団AAV7の後継は、BvS10などATV型装甲車が望ましい。

 

防衛省防衛装備庁は高速の水陸両用装甲車の開発を進めている。だが、その実用性は極めて低い。むしろ諸外国で開発されている二連結式のATV(All Terrain Vehicle:汎地形対応車)を開発した方がいいだろう。

防衛装備庁が開発している高速水陸両用装甲車は、三菱重工が自社ベンチャーとして開発を進めたMAV(Mitsubishi Amphibious Vehicle:三菱水陸両用車)に乗った形で装備庁が予算を出して開発しているものだ。2017年~2022年の期間で開発、予算は100億円で一部を日米共同開発としている。

MAVは履帯式の装甲車で3千馬力級のディーゼルエンジンを搭載し、水上ではウォータージェットで推進する。米海兵隊用にジェネラル・ダイナミクスGD)社が開発したEFV(遠征戦闘車:Expeditionary Fighting Vehicle)に酷似した車両だ。EFVは現用のAAV7の後継として開発されたが、開発及び調達費が高騰して2011年に開発が中止されている。

▲写真 三菱重工がMAV用に開発中の3千馬力エンジン。 出典:著者撮影

三菱重工の関係者は、「GDの開発コストが高騰した原因はエンジンなど主要コンポーネントを外注に頼り、またシステムのすり合わせがうまく行っていなかった。だが当社はGD社とは異なり、エンジン、トランスミッション、ウォータージェット、サスペンション、履帯などの主要コンポーネントを内製化している。また造船所も有しており造船のノウハウも有しているので、遥かに効率的に開発が可能だ」と自信を見せる。

EFVとほぼ同クラスの車体ならば20名前後の兵員が搭乗し、陸上速度は最大時速70キロ、水上速度は時速50キロ程度、重量は30~40トンになるだろう(装備庁は40トンを想定)。因みにEFVの調達単価は2200万ドル(約25億円)以上であった。

▲写真 三菱重工が開発した懸架装置 出典:著者撮影

だが、そもそもこのような高速水陸両用装甲車が必要かどうか疑わしい。現代の戦場では携行型及び車載型の対戦車兵器の射程と命中精度が格段に向上している。ロケット弾を転用した安価なミサイルも普及している。更に迫撃砲、榴弾砲などの精密誘導砲弾、更にはイスラエルのヒーローシリーズのような自爆型ドローン、あるいは擲弾迫撃砲弾などを搭載したドローンも登場している。

このため強襲上陸作戦において、沿岸30キロ以内の海域での舟艇は元より、水陸両用装甲車の生存性は極めて低い。確かにEFVの水上航行速度は現用のAAV7の水上航行速度時速13キロの3倍だが攻撃側から見れば大差はない。

▲写真 水上航行モデルのMAV 出典:著者撮影

またAAV7にしてもEFV、MAVにしても通常の下車歩兵分隊(8名程度)が搭乗する通常の装甲車輌よりも遥かに大きく、上陸後も敵の的になりやすい。

実質的に強襲揚陸作戦は不可能であり、実際朝鮮戦争以来米海兵隊は強襲揚陸作戦を行っていない。現代の先進国の軍隊は、膨大な数の戦死者を出すノルマンディーや硫黄島上陸作戦のような作戦は許容できない。敵前上陸をするにしてもそれが可能なのはせいぜい敵の部隊が小規模で、まだ布陣しても本格的な陣地を構築していないような状態だろう。

▲写真 地上走行モードのMAV 出典:著者撮影

だからこそ米海兵隊はEFVの調達を諦めた。その後に企画されたAAV7の近代化も諦めた。海兵隊は通常型の水陸両用装甲車である、8輪ACV(Amphibious Combat Vehicle:水陸両用戦闘車輌)としてBAEシステムズ社の製品を採用した。ACVは重量35トン、乗員3名と下車歩兵13名が搭乗できる。地上最高速度は時速105キロ、水上航行速度は時速11キロ程度だ。水上航行よりも陸上戦闘を重視していると言えるだろう。

▲写真 12)米海兵隊のAAV7 出典:米海兵隊

当初米海兵隊はACV1.1を8輪装輪装甲車にしてACV1.2をより水上速度の速い装軌式装甲車を採用する予定だったが両プログラムは8輪装甲車の1.1に統合された。

現代の揚陸作戦は強力な敵前の強襲揚陸ではなく、敵がいない、あるいは防備を固める前に水上とヘリボーンの両輪で行うことになる。筆者は昨年に英海兵隊の第3コマンドウ旅団を取材したが、その際に同旅団の参謀長からも英海兵隊もそのようなコンセプトで揚陸作戦を行うと説明を受けた。第3コマンドウ旅団は水陸機動団に規模も近いので参考になるだろう。

▲写真 米海兵隊が採用したACV 出典:米海兵隊

英軍の上陸作戦はLSG(Littoral Strike Group:沿岸攻撃群)によって行われる。LSGは空母(クィーンエリザベス及び、プリンス・オブ・ウェールズ)を中核とした部隊で、F-35Bによって部隊のエアカバーや対地攻撃も独自に行える。揚陸艦艇などからなる2個の沿岸攻撃部隊(Littoral Strike Unit)を有している。

英海軍と海兵隊は沿岸から30海里に留りLSUの出撃拠点となる。揚陸作戦は原則夜間に行われる。1個中隊規模のコマンドウ・グループ1個が小型舟艇、ホバークラフトなどの舟艇によって上陸、もう一個のコマンドウ・グループが最大起点から110海里まで奥地まで海軍のマーリンMk3や陸軍のHC.Mk6チヌークなどのヘリコプターによる機動が可能である。

つまり作戦は2個コマンドウ・グループが基本とっており、作戦実施は最大シーステート4まで可能とされている。また上陸後は海上からの支援を受けて最大28日の作戦継続に耐えられるとされている。英軍は、世界で同時に二箇所でこのような上陸作戦を行える要準備している。

確かにMAVの開発には米軍も参加しているが、本格的な共同開発ではなく、モデルシュミレーションを使った要素研究に参加する程度のものであり、本格的に採用を見据えての共同開発ではない。

しかも米海兵隊は大規模な戦略と戦力の見直しを行うことを最近発表した。海兵隊は全ての戦車大隊(主力戦車M1A1や架橋戦車を含む)を廃止し、歩兵大隊は24個から21個へ、砲兵大隊は21個から5個へ、水陸両用車中隊は6個から4個へ削減する。浮いた費用を長射程精密誘導兵器と無人システムの導入の加速、高度な偵察能力の獲得などに投じていくと見られている。つまり強襲揚陸作戦を諦めるという選択になるだろう。当然ながらEFVタイプの装甲車の必要性は更に減る。

防衛装備庁の井上義宏事業監督官(情報・武器・車輌担当)付きは月刊「防衛技術ジャーナル」6月号において、MAVの開発理由に南西諸島に多いサンゴ礁を超えて上陸作戦を行うのに必要であり、AAV7ではそれが不可能だからと主張している。

▲出典 陸自のAAV7 出典:著者撮影

だが車体が大きいMAVはAAAV7よりも馬力があるが、高低差が大きいサンゴ礁では車体底部サンゴ礁の出っ張りにつかえて、履帯がサンゴ礁をグリップできずに立ち往生する可能性が高い。しかも南西諸島ではより踏破のハードルが高い防潮堤を備えているところが多くこれらを踏破することは更に難しい。

だがそうであれば、何で防衛省は南西諸島で使えないAAV7を52両も調達したのだろうか。AAV7が利用できるのは宮古島や沖縄本島などのビーチだけだ。因みに陸幕のAAV7のトライアルは3年かけて採否を決めるはずが米軍から言われたとしてトライアルを半年に切り上げて形だけ試験を行って採用した。このような主体性のないいい加減な組織がまともな現実的な将来戦場予想とそれに基づく、合理的な開発が可能かは大変疑わしいといえるだろう。

AAV7の調達数からみれば、MAVの調達は同程度の50輌だろう。将来水陸機動団の普通科連隊(歩兵連隊)が1個増えてもせいぜい70両程度だ。多額の開発費をかけて開発しても一車あたりの開発コストは極めて高価になる。

調達単価はEFVと同程度であれば25億円程度であろう。陸自のAAV7の調達単価の約3.5倍だ。一般に陸自の装甲車輌の調達単価は諸外国のものに比べて高い。調達数が少なく生産レートが低ければ調達単価は30億円は超えるだろう。果たしてそれだけ開発費とコストをかけて調達する必要性があるかといえば、無いだろう。

それよりもむしろ2連結方式のATVを開発する方が、筋がいいだろう。ATVと呼ばれる車輌には各種あり、バギーのようなタイプや、低圧タイアを採用した水陸両用車型などもある。ここでいうATVは履帯式で前後二分割された車体を結合しているタイプの水陸両用ATVだ。

最も有名なのがBAEシステムズ社参加のヘグラド社の非装甲のBv206や、装甲型のBvS10だ。これらは幅広のゴム製の履帯を採用している。履帯は前後の車輌合わせて4つであり、接地圧が極めて低い。また車体結合部分が回転するので、前部車輌と異なった角度で後部車輌の履帯が接地できる。このため岩場やサンゴ礁の踏破性能も高い。また全長が長いので、クレパスや大きな溝などを超すことも得意で、沼沢や積雪地帯などでも高い踏破を有している。

▲写真 BV206に発電機を搭載したタイプ 出典:著者撮影

因みにBvS10場合登攀力は100パーセント、パワー・トゥ・ウエイト・レシオは24.33hp/tである。対してAAV7A1(近代化型)は登攀力60パーセント、パワー・トゥ・ウエイト・レシオは15.83 hp/tである。これだけでも不整地走行性能に大きな違いがあることがわかるだろう。MAVにここまで不整地踏破性能を求めるのは物理的に不可能だ。

このような2連結型ATVはロシア、中国、シンガポールなどでも開発されて軍民両市場で使用されている。我が国でも消防がシンガポールのSTエンジニアリング社の消防型、レッドサラマンダーを採用している。ロシアのZZGT社のGAZ-3344-20は左右の転輪の間が1.52メートルでロシア規格の鉄道の線路上を走ることができる。

▲写真 オーストリア軍が採用したBvS10 出典:著者撮影

繰り返すが敵前の強襲上陸作戦を行わないのであればEFVのような装甲車は必要ない。そうであれば寧ろ揚陸艇にBvS10のような二連結方式ATVを搭載した方が良い。上陸直前まで揚陸艇で運搬し、海岸近くで下ろせばいい。珊瑚礁や防潮堤を超える能力はEFV型の装甲車よりも遥かに高い。

またBvS10ならばCH-47チヌークのような大型ヘリコプターや、C-130クラスの輸送機でも輸送ができる。揚陸艦から上陸地点に空輸することも可能で戦術的な柔軟性が高い。これはAAV7やMAVには不可能だ。

EFVやAAV7は上陸用に特化した車体なので車体が大きく、水上航行のための装備がデッドウエイトも大きいので陸上戦闘には向かない。対してBvS10のような車体は陸上戦闘でも実力を発揮する。

アフガニスタン派遣の英地上軍主力はBvS10を装備した海兵隊部隊だった。例えば水陸機動団がPKOなどの海外任務にでるのであれば、このような装甲車の方が使い勝手がいい。我が国であれば豪雪地帯や沼沢地などの地形でも使用が可能であるし、災害派遣でも有用だ。対してAAV7EFVはこのような地形、任務には向いていない。

▲写真 英海兵隊はソフトスキンのBv206を支援車輌に使っている 出典:著者撮影

またBvS10はじめ、この種の車輌には兵站型、自走迫撃砲、UAV(無人機)運用型、レーダー車型、装甲夜戦救急車などが存在するが、このようなファミリー化は構造上AAV7やEFVには不可能だ。基本的にAAV7やEFVは母船と海岸を何度も往復して兵員を輸送し、また海岸堡の維持用の装甲車でしかない。上陸後の内陸での戦闘であれば上記のような諸兵科向けの装甲車輌が必要だが、水陸機動団にない。

水陸機動団を「普通の歩兵部隊」として使用するケースでは圧倒的に二連結ATVの方が有利である。因みに英海兵隊では戦闘用にはB vS10、兵站や後方支援には非装甲型のBv206を使用している。水陸機動団には兵站や支援車輌にこのような車輌はこれまた存在しない。

水陸機動団のAAV7の後継ならばEFV型のものでなく、BvS10のようなATV型装甲車を採用するほうがいい。非装甲の支援型を併せて採用するならば合わせて100輌以上は調達できるだろう。そうすれば量産効果も出る。

またこのような車輌であれば国内外の軍民両市場で販売することも可能だ。つまり開発に掛かった費用を回収し、かつその後も持続的なビジネスを展開できる可能性があるということだ。そうであれば国内の雇用を創出し納税も期待できる。

対して汎用性も需要も低いEFV型装甲車は次に必要となるのは、自衛隊では30年は先になる。その間の技術の継承も難しいし、開発のための投資を行うことも難しい。

我が国は南北に長く、南は珊瑚礁があり、北には豪雪地帯が存在する。更に島国で離島も多く海岸線も長い。このような多様な地形を有している。しかも洪水や地震などの災害も多い。このような我が国固有の多様な環境では二連結型ATVの需要は自衛隊だけはなく、消防や自治体、レジャーなどでも需要があるだろう。またこのような環境は開発に際しても大変有利なはずだ。航空自衛隊でもへグランド社のBv206を大型雪上輸送車として採用している。海外では複数のメーカーがこの種の車輌を開発製造しているということは、相応の市場があるということだ。

我が国では雪上車を開発生産している大原鉄工所がこれに近い技術を持っている。同社は1952(昭和27年)にわが国初の雪上車の開発以来、現在では唯一の雪上車の国産メーカーである。 南極観測用雪上車や自衛隊用雪上車の製造を担当しており、民間用の雪上車も製造している。

ただ同社の売上は約38億円、従業員は約170名(関連会社含めて約260名)で、事業はリサイクルプラント機器、バイオガス発電設備、下水処理設備、石油ガス・地熱掘削設備、発電用・農業土木用・河川用水門など多岐に渡っている。雪上車は一部門に過ぎない。このめ、開発や生産は小規模である。このため大きな投資を行い、2連結式のATVを開発、量産して世界的に販売するのは無理がある。

例えばMAVを開発している三菱重工と同社が組んで、ATVを開発し、試作は同社が担当し、量産は三菱重工が担当、販売は商社が行うというようなスキームを作れば事業化は可能ではないだろうか。

特に非装甲の民間型であれば輸出に関する縛りもないので、性能、品質がよく、値段もそれなりに低減できれば充分に国内および国外の市場で戦えるのでないだろうか。そうなれば。各種のモデルを開発でき、設計や製造のノウハウも蓄積できる好循環が期待できる。

繰り返すがEFV装甲車型のMAVを開発しても自衛隊の調達数は数十輌に過ぎず、軍用市場でも需要が少なく、民間には売れない。このためMAVの後継を作るにしても30年は先の話になるし、せっかく開発した技術を使用する術はない。つまり持続的な防衛産業基盤の維持には貢献しない。

むしろ世界の軍民両市場で持続的に販売可能な製品をつくるきっかけを防衛予算で行い、その後も持続的に投資と開発を行えるものを作った方が結果として、防衛生産基盤の強化につながるはずだ。

 

我が国の装甲車開発を踏まえた

次世代水陸両用技術の成果と今後の展望

https://www.mod.go.jp/atla/research/ats2019/doc/inoue.pdf

トップ写真:BvS10(バイキング) Tchad swimming 出典:BAEシステムズシステムズ


この記事を書いた人
清谷信一防衛ジャーナリスト

防衛ジャーナリスト、作家。1962年生。東海大学工学部卒。軍事関係の専門誌を中心に、総合誌や経済誌、新聞、テレビなどにも寄稿、出演、コメントを行う。08年まで英防衛専門誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー(Jane’s Defence Weekly) 日本特派員。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関「Kanwa Information Center 」上級顧問。執筆記事はコチラ


・日本ペンクラブ会員

・東京防衛航空宇宙時評 発行人(Tokyo Defence & Aerospace Review)http://www.tokyo-dar.com/

・European Securty Defence 日本特派員


<著作>

●国防の死角(PHP)

●専守防衛 日本を支配する幻想(祥伝社新書)

●防衛破綻「ガラパゴス化」する自衛隊装備(中公新書ラクレ)

●ル・オタク フランスおたく物語(講談社文庫)

●自衛隊、そして日本の非常識(河出書房新社)

●弱者のための喧嘩術(幻冬舎、アウトロー文庫)

●こんな自衛隊に誰がした!―戦えない「軍隊」を徹底解剖(廣済堂)

●不思議の国の自衛隊―誰がための自衛隊なのか!?(KKベストセラーズ)

●Le OTAKU―フランスおたく(KKベストセラーズ)

など、多数。


<共著>

●軍事を知らずして平和を語るな・石破 茂(KKベストセラーズ)

●すぐわかる国防学 ・林 信吾(角川書店)

●アメリカの落日―「戦争と正義」の正体・日下 公人(廣済堂)

●ポスト団塊世代の日本再建計画・林 信吾(中央公論)

●世界の戦闘機・攻撃機カタログ・日本兵器研究会(三修社)

●現代戦車のテクノロジー ・日本兵器研究会 (三修社)

●間違いだらけの自衛隊兵器カタログ・日本兵器研究会(三修社)

●達人のロンドン案内 ・林 信吾、宮原 克美、友成 純一(徳間書店)

●真・大東亜戦争(全17巻)・林信吾(KKベストセラーズ)

●熱砂の旭日旗―パレスチナ挺身作戦(全2巻)・林信吾(経済界)

その他多数。


<監訳>

●ボーイングvsエアバス―旅客機メーカーの栄光と挫折・マシュー・リーン(三修社)

●SASセキュリティ・ハンドブック・アンドルー ケイン、ネイル ハンソン(原書房)

●太平洋大戦争―開戦16年前に書かれた驚異の架空戦記・H.C. バイウォーター(コスミックインターナショナル)


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清谷信一

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