[デイビッド・セイン]もしも警察に捕まったら!対応には要注意!意外と知らない?!知っておきたい!英会話
デイビット・セイン(英会話講師・翻訳家)
もしも警察に捕まったら!対応には要注意!
アナタがラスベガスからロザンゼルスに向かって自動車を飛ばしていたときのこと。
日本とは比べものにならないくらい広く、どこまでもまっすぐな道。ビルもなければ町もなく、もちろん人影ひとつも見えない国道を独り占めした気分でつい速度超過で進んでしまったのですが、それが運の尽きでした。バックミラーの中に突然飛び込んできた赤いランプ。しまったと思ったときには時すでに遅く、車を止められたアナタは、警官に運転免許と登録証の提示を求められました。そして有無を言わさず100ドルの違反切符を切られたのです。
そのとき自分で自分に腹を立て、思わず手に持っていたガムの包み紙を地面に投げつけてしまいました。けれど、その軽率な行為がアナタにさらなる不幸をもたらすことになったのです。なんとそれを見ていた警官が、ゴミの投棄に対するチケットを切ってよこしたのです。
結局、アナタはスピード違反とゴミの不法投棄の両方で、締めて800ドルを支払う羽目に陥ってしまいました。
もしも、旅行中などに、何かのことで警察に免許証の提示などを求められ、
I need to see your driver’s license.
というふうに言われたら、こんな感じで受け答えしましょう。
Here it is. (はい、どうぞ)
Okay, let me get it out of my wallet. (わかりました。ちょっと財布から出します)
ちなみにこのゴミの投棄700ドルの例はアリゾナの州法によるもので、これは法外に高い罰金と言えるでしょう。
この例のように施行当時は合理的だった法律も長い年月を経ると時代にそぐわないものも出てきています。ここで、ちょっとアメリカ中に散らばるとても不思議な、あるいはおかしな法律の一部を紹介してみましょう。
- ケンタッキー州:3度以上同じ男性と結婚すると違法
- カリフォルニア州:ハンターのライセンスなしにねずみ取りを仕掛けるのは違法
- テネシー州:網を使って魚を捕るのは違法
- カンザス州ナトマ:ストライプの服を着ている人には、ナイフを投げてはいけない
- ニュージャージー州、ニューアーク:医者の処方がなければ夕方6時以降にアイスクリームを買うことはできない
「そんなこと言われても・・・」という感じで、現代人にはピンとこないものですが、施行当時は何らかの意味合いで成立した法律だったのでしょう。
【あわせて読みたい】
- 意外と知らない?!知っておきたい!英会話(2)『一か八か(いちかばちか)』を英語で言うと?
- 意外と知らない?!知っておきたい!英会話(3)美容院でのヘアスタイルの伝え方
- 意外と知らない?!知っておきたい!英会話(4)年月日の記載、英語で正しく書けますか?
- 意外と知らない?!知っておきたい!英会話(5)英語でショッピングに注意!「マニュキュア」ってどう言うの?
- 意外と知らない?!知っておきたい!英会話(6)使えれば若者ネイティブ?!意外と知らない若者英語
- デイビット・セインの「実践!ビジネス英会話」(1〜20)